真夏の朝にジャズを聴く

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各地で猛暑。
今朝は窓を開けたとたんに「ウーッ、やられたあ!」と叫ぶほどの太陽攻撃だ。
お昼前にしてきっと32度は行ってるんじゃないだろうか。
逗子の山の上にしてこの暑さなのだから、繁華街のモアーッとした熱気は推して知るべし。
来週末までは、東京には近づかないことに決めた。

さてアンプの電源を入れて何を聴こうか。
緑を見下ろしながらの朝食で、BGMに選んだのはエラ・フィッツジェラルドの’56~’66年ヴァーヴ時代の名曲を集めたCD『THE BEST OF ELLA FITZGELALD』。
いつもなら軽めのボサノヴァを選ぶところだけど、ロックでもブルースでもオペラでもなく、今朝はパンチのあるエラのヴォーカルが聴きたくなった。
ベスト・オブ・エラ・フィッツジェラルド

一曲目の『マック・ザ・ナイフ』は言うまでもなく彼女の十八番だけど、今朝聴きたかったのは『イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン(IT’S ONLY A PAPER MOON)』。

♪ Say, it’s only a paper moon
  Sailing over a cardboard sea
  But it wouldn’t be make-believe if you believed in me ♪

(ねえ、これはただの紙の月さ
ボール紙の海の上をセーリングしてる
でも僕を信じてくれたら見せかけじゃなくなるんだ)

『イワシの頭も信心から』みたいなラブソングだけど、今朝に例えるなら『心頭を滅却すれば火もまた涼し』かな。
あの空でギラギラしてるやつは、”IT’S ONLY A PAPER SUN” だと思いたい。

♪ Say, it’s only a paper sun
Flying over a cardboard sky
Yes, it just would be make-believe if you believed in me ♪

(ねえ、これはただの紙の太陽さ
ボール紙の空の上を飛んでいる
そうさ、僕を信じてくれたら作り物にすぎないんだ)

ってことにしておこう!

さあてお盆休みがスタート。友人たちから『何してるの?』の問い合わせも多い。
太陽は照っても海のそば。我が家はきっと簡易リゾートホテルとなることでしょう。

コメント

  1. 詩人たそがれ より:

    >我が家はきっと簡易リゾートホテルとなることでしょう。

    えッ! 見知らぬ私が行ってもいいの?
    極上の芋焼酎付で・・・

    もち、自分の事は自分でします、リズにも会いたい。

  2. yuris22 より:

    詩人たそがれ様

    極上の芋焼酎!う~ん残念。
    誠に申し訳ありませんが、予約で埋まってしまいました。キャンセル待ちをお願いしますぅ。

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