先日アップしたゴージャスなBBQのこぼれ話・仲間たち篇。
デザイナーの友人が、大事げに菓子折りを抱えてやってきた。
小判でも入っているのかと蓋を取れば、「今日はお客を1,000人連れてきちゃいましたよ」。
紙で作った力士がぎっしりとひしめき合っている。
一人ひとり手にとって見れば、顔も体型も全部異なり、行司もいれば勝負審判までいる。
身体が大きいから強いとは限らず、お腹のでっぱりや手足の角度、微妙なラインが勝敗に影響するらしい。
さっそくダイニングテーブルに土俵をセットして、紙相撲3月場所・横綱同士の取り組みがスタート。この土俵も土台の上にプラスチック製の消しゴムを貼り付け、上部板には150番のサンドペーパーを使うという懲りようだ。
顔を見合わせ、腰を落とした仕切りから立会い成立。土俵の端っこをトントンと叩いて、アナウンサーの実況まで兼務する。
がっぷり四つに組んだ両力士は、「押せ押せ」のせめぎ合い。どちらが先ともなく土俵の外へと転げ出た。
行司の軍配に物言いがつく。
土俵に並べた勝負審判たちは、引退後の力士に紋付袴を着せてカスタマイズしたらしい。
歴史は古く、小学生の頃から溜め込んできたという力士たち。
一度お母さんにごっそり捨てられて涙したというが、夜中に起き出してセコセコと創作に励んだそうだ。
その熱意が彼を東京芸大にまで導いたのだなあと、声を枯らして実況中継する万年少年をしげしげと眺めてしまった。
万年少年の所以。メールが届けば、件名は「プロレスごっこして遊ぼ!」
ジャイアント馬場のフィギュア画像を添付してくるのは、誰とは言わないが1人しかいない・・・( ̄  ̄;)
コメント
物言いにワロタヨwww
freemlのNoahです。
CURURUでは、Sylarでblog書いてます。
freemlと内容は同じですが・・・。
紙相撲、良く出来てますね。
面白い
俺も遊びた~~い
こまちゃん
さすが芸大出身のデザイナーだけあって、細部までよく出来てるのです。
動画も撮りましたが、本人のプライバシー保護のため(仕事してんのか
い?と言われないため)、アップするのは諦めました。
Sylar様
彼は昔、紙相撲協会の副会長もしてたそうですよ。
本家のサイト、見つけました。
力士作成法も詳しく出てます(^^)
http://www.geocities.jp/goldandbook/kamizumou/
「紙相撲協会の副会長」ですか。すごいですね土俵も力士も年季が入っていますね。
しかしこの世にはまだまだ拙者の知らない協会があるなぁ。そうだ!「部屋」や「親方株」とかあるのかなぁ?
>小判でも入っているのかと・・・
さぁっすがうまい! よしのやぁ~っ!
親方株かうの?
素浪人様
>「部屋」や「親方株」とかあるのかなぁ?
そこまでは聞いてませんが、紙相撲セット一式を持ってる各人が親方になる
みたいです。
大相撲を出来るだけ忠実に再現するのがルールだそうですよ。