地震・台風・雷・豪雨・・

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風雨がフォルテとピアノの強弱を繰り返すみたいに、台風15号がだんだん近づいてくる。昨日の昼過ぎ、名古屋市では人口の1/2に当たる数の市民に避難勧告が出た。こんな異常事態が今までにあっただろうか。台風はそして今日14時ごろ静岡県に上陸。もうすぐ関東にも危機が迫るのかと不安で、ずっとパソコンの端のワンセグテレビでニュースを見ている。

窓ガラスに風がドン!と当たり、雨がザーッと打ち付けると、ビビる与六が私にまとわりつく。強化ガラスなので割れはしないと思うが、今や自然災害に想定は通用しない。スマホにはウェザーニュースから暴風・洪水警報、落雷アラーム、台風アラームのメールがたびたび届き、「台風が近づくと急に風雨が強まります。特に台風中心の東側に当たる関東や東北など、外出危険レベルの暴風が吹き荒れる恐れがあります。」と告げている。神奈川では竜巻も発生しているようだ。

自然は大地を揺らし、津波を襲わせ、豪雨の被害を何度も同じ場所に引き起こす。台風15号は四国、紀伊半島沖を通り、東海から関東へ、そして東北の被災地へ。その予想進路を見ていると、ターゲットを狙い定めている兵器のように思えるほどだ。地下に地震エネルギーを溜めこんでいる震源に吸い寄せられていき、発振間近な震源は急に不自然な避け方をする。記憶に新しいのは2009年8月11日の静岡沖地震(震度6弱)で、台風9号が静岡に上陸直前の発振だった。

日本中が経済の大打撃を受けている上に、これでもか!と人間の生命力を試しているみたいな、泣きっ面に蜂の攻撃。生き残りをかけた激動の時代は序曲なのか終盤なのか、巻き込まれた暴風雨の中では何も見えないけれど、嵐が去った後の晴れた空をイメージしながら、今はひたすら耐えるのみ。

パチッと音がしてパソコンの画面が暗くなった。この薄暗い中で今度は停電である。
防災用に購入しておいたランタンに灯りを点けると、心細さがいくらか遠のく。

「颱風の 心支ふべき 灯を点ず」(加藤楸邨)
さっそく与六が灯りの横に寝そべった。言葉は喋らずとも、猫の想うことは人間と一緒なんだろうな。今夜は2人でサバイバルだ。

ランタンと与六
追記:17時30分
電気は復旧したが、現在風速26m。2階にいると風圧でドアが鳴って怖いので、1階でニュースを見ている。
防災逗子のスピーカーからアナウンス。土砂災害警戒情報が発令されたようだ。友人たちは無事だろうか。

19時10分
雨は止んだ。最大瞬間風速は36mだったそうだが、今は風向きが南西に変わり、ゴーゴーという音だけになった、ホッ・・。でも関東以北はこれから最大級の警戒を!

コメント

  1. お久しぶりでございます

    是非 ご協力お願い致します

    年内国会会期延長に関する嘆願書是非お願い致します
    平成二十三年九月二十三日
    内閣総理大臣野田佳彦殿
    日本国憲法第十三条、第十六条、第二十五条に基づき、
    東日本大震災復興及び原子力発電所被害対処のため、
    年内国会会期延長を嘆願いたします。

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