男鹿半島へ行ってきます

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東京発07:16はやて101号。東北へ向かう新幹線の車内でブログを書いている。家を出るときジャケットの下にセーターを着てこなかったのを悔やむ寒さは、今年の冬の訪れが早いことを予感させる。

東日本大震災の被災地へ行くのは夏以来。しかも今から向かう宮城県の男鹿半島は5月に炊き出しに行って以来である。津波だけでなく、台風の被害からの復旧もままならないと聞いているので、仙台からの道のりに時間がかかるのは覚悟の上だ。

今回の目的はコタツ(電気コタツ、敷き布団、掛け布団)100セットの寄贈。小渕浜の仮設住宅へ、私が所属する恵比寿ロータリーグラブからの時を急ぐ支援である。

政府が被災地の暖房器具費を支援するという曖昧な発表があってから、各自治体では混乱に陥っているという。支援の申し出はキャンセルされ、寒さに震える被災者たちは自ら暖房器具を買うしかないのだが、その代金は本当に返ってくるのか、どんな暖房器具でも良いのか、情報が錯綜しているのである。

夏の暑さはしのげても、東北の冬の寒さは生命の危機に結び付く。今すぐ欲しい暖房に、悠長な政府の発表が待ったをかけているとは、何て不条理なことであろうか。

一足先の26日には石巻の高齢者宅へ、ハミングバードスポルテさんと共にコタツセットを贈った。これには南相馬市へ扇風機を送るために、夏に逗子で行ったフリマの残金を充てた。

たとえ僅かでも、心のぬくもりを。幸せは分け合うほど増えていくのだから。
それでは行ってきます!

コメント

  1. 亀吉 より:

    行ってらっしゃい! 気をつけて。
    ゆりちゃんの行動力は尊敬に値します。

  2. yuris22 より:

    亀吉様

    ありがとう。無事に帰って来ました。
    被災地へ行くといつもナーバスになる傾向がありましたが、今回は違いました。被災者の方々からとても沢山の元気を貰って、逆に支援されたような気持ちです。ご縁が生まれることって本当に嬉しいことですね。

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