こんなに見えていいんでしょうか

運転免許の更新が近づいてきた。近ごろコンタクトレンズの度数が合わなくなってきたので、処方箋を書いてもらいに眼科へ。視力検査を受けたら、右目が-2.75 → -3.25、左目が-3.25 → -4.25と著しく近視が進んでいる。

視力低下以外にも気になる症状があり、医師の診察を受けて原因が判明した。それは職業病ともいえる「ドライアイ」。パソコンに向かっていると涙が止まらないこと。朝起きたときに瞼が開けづらかったこと。目にゴロゴロと違和感があったこと。そして2か月前から夜間に車を運転できなくなったこと（9月24日のブログ）もドライアイが原因だと判明した。前の車のブレーキランプや対向車のヘッドライトが眩しくて目がくらみ、気が遠くなって心臓がバクバク、掌が汗びっしょりになったのはパニック障害ではなかったのである。

処方された目薬をさすと、直後から効果てきめん。度数の低いコンタクトレンズのままでも見え方が違うのだ。薄暗かった視界がパーッと明るくなって行動範囲が広まったし、境目がチラチラして何度も転びそうになった駅の階段も、普通のスピードで降りられるようになった。

昨日は大船ルミネのZOFFで久しぶりの眼鏡を作り、そのまま掛けて帰ったが、見えすぎるのも困りもの。ショップで手に取った洋服の縫製の悪さ、飲食店のカウンターの隅の汚れ、トイレに積もった埃など、今まで気付かなかったことが目に入ってしまう。何より鏡に映った自分の顔に「こんなだったっけ？」とショックを受けるのは如何なものか。黒縁の眼鏡でもアンジェラ・アキには程遠いぞ。

「見えすぎちゃって困るの♪」という懐かしのCMソングを思い出しながら、眼鏡と与六を記念撮影。部屋に散らばった猫の毛がこんなに目について、明日は頑張って掃除しなくちゃだ。