揺れる企業

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早朝のYOMIURI ONLINE、経済ニュースには「ペンタックス内紛激化、TOB推進派追放vs経営陣交代を」の見出しが出ていた。

4月10日の臨時取締役会で代表取締役がTOB推進派だったU氏から、反対派のW氏へ異動。役員改選期となる6月の株主総会では、推進派は取締役としても選任しない方針を発表している。

内紛は激化する一方で、ついには筆頭株主の資産運用会社から強い批判を受けた。
「新経営陣は内紛の結果現在の地位に就いた。経営能力が未知数で、株主からの負託に堪えると信頼できる状況にない」。
これにより再度6月には経営陣が変わるのか、敵対的TOBは行わないと明言したHOYAとの協議はどうなるのか、目が離せない様相である。

ヤフーファイナンスの掲示版ではブーイングの嵐。
「保身のみの役員は責任が取れるのか?? 資産もない、ブランド力もない、ないないづくしで・・」
「この期に及んで、対抗策も出せない役員では、自立再建は無理。HOYAの乗り込みに期待」
「いい加減な向上策を言っても、社会的信頼を失うだけ。自己の保身を考えるのではなく株主の意向も考えるべき」

新経営陣が文書を発表し声明を掲げるたびに、批判の声は高まっていく。
株式会社は誰のもの?
創業者の想い、出資者の期待、社員たちの信頼は彼方に追いやられて、形骸化した箱だけが残るのでは悲しすぎる。商品たちの行き場もなくなる。

・・と、こんな話をしながら友人とお茶を飲んだ。薄汚れたご時勢に、つい溜め息も出る。
「ため息をついちゃダメ! 幸せが逃げるわよ」
ああ、そうでした、溜め息はネガティブが形になったもの。

揺れている企業の社屋からは、大きな溜め息が漏れている。

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