負けるな自分!、強くならなくちゃ自分!と、毎日のように思っている。
この想いはどんなチャンピオンであろうと大社長であろうと大統領であろうと、誰もが持っているに違いない。
しかし強さの裏には危惧がある。いつかくじける瞬間がくるのだろうかと。
例えれば腕相撲のテンションが保ちきれなって、パタッといってしまう瞬間。
「もうダメだ!」の諦めをどこで決断するかで、体力の温存度も違ってくる。
今回の安倍首相の退陣劇は、ギリギリ堪えて「パタッ」といってしまった典型だと感じた。
慶応病院からの会見も、声は弱々しく涙目。
力尽き翼の折れた鳥が地上に落下して、瀕死寸前の姿が全国中継されていた。
そして満面笑みの福田首相と新内閣の誕生。
きっとニュースやワイドショーでは「福田政権に何を期待しますか?」の街角インタビューが流れ、「年金問題」「テロ対策」「クリーンな政治」等々の決まりきった答えが返ってくるだろう。
騒いでいるのはマスコミばかり。
「総理なんて誰がなっても同じ」と、醒めきった国民の数が増えていくほど、今度は日本がパタッといってしまう瞬間がくるのでは?と心配になる。
しかし他人に期待する前に、期待される前に、とても大切なことがある。
他人にとってみれば自分の代わりはいるだろうけれど、自分にとって自分の代わりはいない。しごく当たり前なことだ。
自分を守るのは自分。自分を育てるのも自分。
目をそむけず、客観的に自己を見つめる努力をしていかなくちゃ。目標の達成に向けての最高のパートナーなのだから。
コメント
自分を信じられればいいのかな。
最近、アルファベットが多いので、泣く泣く改名します。
「頑張る自分」
「ストレスに負け、くじけ、逃げる自分」
いいじゃないですか・・・!!!
全部=「自分」・・・神様から頂いた「自分」です。
「自分」ぐらい、どんな「自分」でも、好きになりましょう!
と言いながら、そうなろうとこの歳で努力中です。
tsune2様
「自分を信じる = 自分への自信」ってことになりますか。
その域に到達するまでが大変なんですよね。
髪結いの亭主様
パトリス・ルコントの映画、どれも大好きです。
でも「髪結いの亭主」の結末はとても切ないですね。
幸せは永遠には続かないものなのでしょうか。
・・って、今日の記事のテーマから外れてしまいました(^_^;)