大人になってから後悔すること

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ある奉仕団体でソングリーダーを仰せ付かっている。例会の始めに全員で合唱するクラブソングを、マイクを持って先導しながら歌う役目だ。コンディションがいいときは美声(?)を発揮できるが、徹夜明けだったり前日に飲み過ぎた時などは、ハスキーなガラガラ声。中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」のほうがピッタリくる声だ。

作詞はプロでも、歌に関してはアマチュアの私が選ばれた理由は「カラオケがうまいから」だそうな(^_^;)
中学時代は声楽を習っていたので音程を外さない自信はあるが、当時は同じイタリア歌曲を繰り返し練習することが退屈で、高校に入ってからはサボり続けて止めてしまった。その実は下手なギターを掻き鳴らしながら、自作自演する楽しさに目覚めてしまったからなのだが、とても周りに披露できる類ではなかったと思う。

学校を出て結果的には作詞家になったけれど、今になって後悔するのは、歌の勉強をどうして続けなかったのかということだ。声楽家に向けて中学時代にせっかく基礎を学んでいたのに、テレビやラジオから聞こえてくるポップスの格好良さに憧れて、親が払ってくれるレッスン費をふいにした。

「人生は道路みたいなものだ。最も近い道は、たいてい一番悪い道だ」。
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンの名言に、この歳になってから納得がいく。親が舗装してくれた道を歩いていた子供時代には、ピンとくるはずもない言葉だ。

昨夜読んだYOMIURI ONLINEによると、フルタイムで働く一般労働者の昨年の平均月給が、10年ぶりに30万円を切ったという。生活費を切り詰めて自分の小遣いを減らしながら、子供の学費を捻出する親の姿がオーバーラップする。

春になり桜が咲き、もうすぐ入学式のシーズンだ。生徒たちは真新しいノートにどんな夢を描くのも自由だけれど、敢えて言いたいことがひとつ。
「君たちには夢を実現させる責任があるんだよ」
自ら横道にそれない限りは時間がかかろうと、目的地に辿り着かない道路なんてないのだから。

コメント

  1. 素浪人 より:

    拙者は後悔ばっかでがす。

    特に若のときに「ピアノ」を習っておけば良かった。
    実は機会があったのに、子供だったなぁ。

  2. marie より:

    若いときのこうしておけば良かった事はと言えば、
    1.美容師の資格を取って置けば良かった。
     諦めた理由は、親に専門学校に通わすお金がない
    (私は私立高校卒でした)と言うのと、肌が弱い事。
    2.もっと勉強しておけばよかった。
    3.一生一人でも食べてゆける(会社がクビになっても、離婚しても)だけの資格
    後悔することは日常生活でも多々あります(こんな服買わなきゃ良かった(笑))が・・・。
    大きく挙げてこんなところでしょうか。
    けれども、後悔の全くない人生なんてないですよね?
    後悔があるから、人は少しでも大人になり、同じ失敗はしないようにと思いながら、変わることが出来るんですよね。
    そう、そう!美容師の夢は叶える事が出来ませんが、毎日のスタイリングはプロ並に出来るようになりましたよ。
    もちろん、トリートメントも欠かせません。
    毎日(週休二日で)お嬢さん(もぅすぐ37歳ですが)のように、ストレート、巻き髪と楽しんでます(^-^)
    実は、腕だけは美容師並(?)
    あぁ!もったいない(笑)

  3. yuris22 より:

    素浪人様

    私はピアノより先に習い始めたので、指のタッチが柔らかすぎると怒られてばかりでした。今でも鍵盤に向かうと、いや~な思い出が蘇ります。
    今は譜面の音を確かめるぐらいしか弾かなくなりましたが、逃げずにレッスンしておけば良かったと後悔するものの一つです。

  4. yuris22 より:

    marie様

    スタイリングがプロ並みに出来るとは羨ましい。私はその手の才能は一切ないので、ずーっとストレートヘアのままです。
    憧れはピン一本でクルクルっとシニヨンを作る手際の良さ。私がやると、ゴムやピンを駆使してガチガチのおだんごになってしまう(^_^;)
    美容師さんは持って生まれた才能があるんでしょうね。

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