昨夜は逗子のバー「海音」の3周年記念パーティーに参加。ジャズのライブあり、ビンゴありで、顔なじみが次々にやってくるアットホームな集まりだった。
通路に並んだ祝い花を観賞しながら、ギョッとするものを一つ発見。ゆうき食堂・椿丸・私の連名で贈ったフラワーアレンジで、名札を見ると先頭に私の名前が「ゆり子先生」と書かれているのだ。それは小坪で呼ばれている愛称ではあるが、自ら「先生」は驕りすぎている。私だけ個人名にならないよう、発注者が屋号のつもりで花屋さんに伝えたのだろう。
そもそもなぜ先生と呼ばれるようになったか。コミックバーのケメ子が言いだしっぺである。カラオケで自分の作詞した曲を歌ったところ、「まあ、作詞家の先生だったのね!」と彼女(彼?)が驚いたことが始まりである。しかも苗字ではなく「ゆり子先生」の愛称が以後定着してしまった。
先生と呼ばれる職業には、「士・師」が付く医師、教師、美容師、弁護士、代議士、会計士などの他、「家」が付く芸術家、作家、漫画家などがある。私の職業も「家」が付くが、世に出た大家じゃあるまいし、呼ばれるたびに有名な川柳を思い浮かべてしまうのだ。
「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」
1.代議士や教師・医者などは、「先生、先生」と呼ばれて好い気になっているが、呼んでいる方は本当に尊敬している訳ではないんだよということ。
2.大人の社会というところは、ちょっとしたことですぐに人を煽(おだ)てるものだから、乗せられて得意になるものではないということ。
(くろご式 慣用句辞典より引用)
先生には学徳だけでなく人徳があって然るべき。私には「先生」と呼ばれて平気で「はい」と答えられる図太い神経はなく、猫が後足で砂をかけるように必死で照れ臭さをごまかす。
そんな折に、海音のカウンターで肩を並べる飲み仲間が言った。「ゆり子先生は偉そうにしないからいいよな~」・・って、違う違う。だったらゆり子さんとかゆりちゃんとか呼んで下さいな。昔のアニメ『まいっちんぐマチコ先生』じゃないけれど、まいっちんぐ!である。あっ、ダメだ。私はマチコ先生みたいな巨乳のナイスバディも持ち合わせていないのだった^^;
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