雨の日に泥が跳ねない歩き方

広告

雨の日の外出は、服装選びの幅が狭まる。白いパンツやベージュのストッキングは絶対にダメ。歩き方が下手なせいで、ふくらはぎに泥が跳ね、点々とシミがついた後ろ姿になるからだ。従って梅雨の時期には、泥跳ねが目立たない黒いパンツばかり。クリーニング代が嵩むし、おしゃれとは縁遠くなる。

学生時代のボーイフレンドは、白いジーンズが大好きで、雨の日でも裾を汚さず上手に歩いた。私の歩き方を後ろから観察して、「踵から着地してないからだよ」とか「歩き方が歪んでいる」との指摘をくれたが、子どもの頃から身についた癖はそう簡単に矯正できない。やがて雨の日には、後ろを歩く人にふくらはぎを見られることが苦痛になり、黒いパンツを履いてごまかすことが習慣になってしまった。

同じ悩みを抱く人は沢山いるようで、NHKの「ためしてガッテン」では昨年の6月に、100人の被験者による「泥ハネ大実験」を行っている。その結果、泥は蹴り上げた方の足ではなく、着地しているもう片方の足につくという事実が分った。これを防止するには「大また歩き」か「がにまた歩き」が得策らしい。う~ん、私の場合、昔からその男らしい歩き方なんですけどねぇ・・・

All Aboutで見つけた最近の記事「雨水の跳ね上げを防ぐ歩き方」では、足首から爪先までが真っすぐに伸びた正しい着地スタイルを提唱。足裏に体重が均等にかからないと、後ろ脚が伸びきれず、ピョンと巻いたような歩き方になって泥が跳ねるという。これを防ぐには足首を柔らかくする必要があり、爪先で大きな円を描いて回すエクササイズが効果的らしい。

よーし、今日は家の中でウォーキングのレッスンだ。室内履きをペタペタ言わせながら歩いていると、与六が嬉しそうに追いかけてきた。着地のたびにバシッ、バシッ。後ろからジャンピングタックルの負荷が掛かる。大リーグボール養成ギプスならぬ、美脚ウォーキング養成ニャンコに感謝しながら、長年の悩み解消に向けて頑張ろう。

コメント

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました