宙に浮いた電子マネー

広告

昨日は青山に行く用があり、JR山手線と東京メトロ銀座線を乗り継いだ。
私はおサイフケータイでSuicaを使っているのだが、地下鉄でも使えるようになって非常に便利である。

ズボンのポケットに小銭をジャラつかせている男性と違い、女性はいちいちバッグから財布を取り出さなくてはならない。あれ、お財布どこ~?とバッグを描き回し、切符を買ったらまた収納。
JR・地下鉄・バス・コンビニ・駅ビル・自動販売機等々で、この面倒な作業から解放されるのは嬉しいことだ。

しかし携帯を紛失したり壊したりした時はどうなるか。これについては忌々しい経験がある。

昨年の冬、おサイフケータイを会社のトイレに落としたことがある。
必死に水滴を拭き取ったものの、ボタン操作が効かなくなり、液晶表示が見る見る怪しくなっていく。
慌ててショップに駆け込むと、嵐の櫻井くんに似た店員が2時間にも渡って真剣に応対してくれた。

「修理までに1週間かかりますが、問題はおサイフケータイです。」
私はモバイルSuicaとEdyケータイを入れていたのだが、あらかじめ機種変更の手続きをしておかないと、他の機種に移行するのが非常に面倒だという。

櫻井くんは危篤状態になった携帯のボタンを何度も何度も押して、登録画面を呼び出そうとする。
やっとパスワード入力画面が表示されて、モバイルSuicaは無事に救出。嬉しいっ!
「良かったですねっ」と櫻井くんもVサイン(*^^)v。

次にEdyケータイ。
危篤を通り過ぎて瀕死の状態に陥った携帯に表示されたのは・・・。
住所・氏名・連絡先などなど、まるで新規入会の情報を入力するほど面倒なフォームだった。
ここで万事休す。

その後、故障に関する幾つかの証明書や本人確認資料などを送付し、宙に浮いていた電子マネーが戻ってきたのは約3週間後。
これならお金を返してもらえば良かった・・がダメなのだ。Edyには解約・返金のシステムがないらしい。
画して私はEdyケータイの電子マネーを、最後の1円までどうやって使いきろうかと思案中である。

コメント

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました