外出先から帰って、何が一番嬉しいかと言えば、与六のお出迎え。私の足音を知っているらしく、鍵を開けて家に入った時には、玄関マットの上でゴロリンポーズを取っている。
「ただいま~、待ってたね~」と頭を撫でてリビングに移動すれば、尻尾をスリスリしてまたゴロリン。何度となくお腹を見せて降参ポーズを取ってくれるのは、猫にとって最高の歓待なんだろう。
そんな愛猫だからこそ、お留守番している間、何をして待っているのか気になる。猫に詳しい人は「ずっと寝てるよ」と言うが、飼い主の姿を探して心細くなったりしないのだろうか。
しかしその心配は余計だった。私がメイクをして着替えをするかどうかを観察して、与六は留守番への覚悟を決める。待ち時間が分かるらしいのだ。
今日は普段着のままちょっと外出して戻ると、いつものお出迎えがない。リビングに入ると、なんてこっちゃ! 絶対に乗ってはいけないと常々叱っているダイニングテーブルの上で、のんびりと寝そべって窓の景色に神経を集中している。私の気配に「バレたか~」と振り向いて、しあわせな真ん丸顔がさらにぷっくりと。うわ~ん、ダメだ、叱れない。
そしてテーブルの上で見せてくれたのは、いつもの「お帰りなさーい」のゴロリン。甘やかしてはいけないと思いつつ、頭とお腹を撫でずにはいられない親バカ度が増している。
コメント
これは叱れません。
この顔で振り向かれたら叱れません。
与六くんは全部がマルマルの
いつまでも子供の表情のままで可愛いですね。
初めてコメントさせていただきます。
余六くんのゴロゴロのふわふわお腹の気持ち良さ、わたしも預からせてもろうて、にっこり。
温こぅなります。
愛される資質いうんか、
これまでコメントせずにひそかにブログを読まさせて頂いてましたのに、つい可愛さにコメントです。ふふ。
女性のもつ柔らかさある視点で、ブログに共感しつつ読んでおります。
いいなぁ~、思うたこと書けるて羨ましい思います。
また覗かせてください。
アンティK様
もう1歳半なのに、やんちゃ度は子供のままです。家の中では運動のために、鬼ごっこをしてるんですよ。逃げるのは私、追いかけてくるのは与六です。
その様
いらっしゃいませ(^^)
素敵ですね、京言葉のコメント。たおやかなイントネーションが伝わってきます。
京都は幾つか行きたいお店もあって、女一人旅をしたいと思ってるんですよ。その際には間違いなく、そのさんの所に寄らせて頂きます。
ただし与六にお留守番させないといけないので、後ろ髪との葛藤になるかと思いますが・・