スピリチュアラーの見分け方

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観音様を信奉する友人から「あなたは特殊な能力を持っているのにどうして使わないの?」と尋ねられた。
「スピリチュアルな能力?」と訊けば、それよりもっと強いものだという。
織田家の先祖が後ろ盾にいるのか、それとも頭上に写る金色の蛇か、何かが守護してくれることは確かに感じている。
しかし自分の利益のためにそれを使おうとは思わないし、不当な使い方をすれば因果応報になることも知っている。当然ながら商売になどしていない。

昨日の読売新聞に、開運商法で高額な祈願料をだまし取られる被害が続出しているという記事が載っていた。
全国の消費者センターに寄せられた相談件数は、2003年は1890件だったのが2007年では2928件。スピリチュアルブームに乗って被害が増加しているのだ。
その例としては、鑑定士が「運気が下がっている」「命が衰退している」「水子の霊がついている」などと相談者を脅して、運気を上げるために50万円~100万円の祈願料を請求するという。

辛い悩み事を聞きながら、相談者の懐具合を探るとはいったい何の鑑定士なのか。
「多重債務を一本化します」と言って高額な報酬を要求する悪徳弁護士と大差ないだろう。

コールドリーディングの専門家、石井裕之氏の著書『なぜ、占い師は信用されるのか?』によると、心理学に長けた占い師は「サトルプリディクション(Subtle Predictions)」なるテクニックを使い、絶対に外れない予言をするという。

例えば、金銭問題の相談に来た人に「近いうちに大きなお金が入ってくるチャンスがあります。ただし注意していないとそのチャンスを見過ごすことになります。」と示唆する。
もしも予言通りになれば「ほーら当たった!次はもっと大金が欲しくありませんか?」
予言が外れれば「あなたが注意を怠ったからチャンスを逃したんです。次の好機を占いましょうか?」
当たっても外れても、さらに相談者から鑑定料を取れるコミュニケーション術なのだ。

近ごろSNSに乱立しているスピリチュアル系のコミュを見ていると、純真な子羊たちが騙されないかと心配になる。
高波動のエネルギーを送るとか魂のカウンセリングをするとか、入り口は無料を装っていても、中に入り込めば高額な会費を取られるケースが多いからだ。

スピリチュアラーがみな偽者だとは言わないけれど、他力本願で運がアップするなんて都合が良すぎないだろうか?
もしも良いことが起きたなら理由は簡単。自分を信じて自分を励まし、心がポジティブになったことへのご褒美である。

占い師に関しては長くなるので、1月10日の日記「不幸自慢の占い師たち」をご覧下さい。

コメント

  1. 素浪人 より:

    「人の弱みを知って恐怖に落とし金をとる」最低の行為ですね。弱っている人は自分の状態が正確に把握できないのも分かります。でも、今があるのは良いも悪いも自分の心持の結果。

    何があってもいいじゃん! 明日があるさ!
    朝日必ず君にそそぐ!
    さぁ 夕日に向かって走ろう! ジャジャジャン ジャンジャン~♪

  2. yuris22 より:

    素浪人様

    面と向かって欺くわけですから、オレオレ詐欺以上に悪質かもしれません。
    鑑定会には相談者との応答を勉強する「実例集」まであり、暗記して合格だそうです。

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