遠ざかっているファストフード

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毎年この時期になると仕事が溜まる。昼夜逆転生活を続けて10日ぶりに外出した昨日は、午後から新宿で大きな会議があった。真昼間の光を浴び、高層ビルを見上げるとクラクラして気が遠くなる。

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睡魔と闘いながら会議が終わると夕刻から懇親会。お酒が入ると元気の復活する私はその後の2次会にも参加して、横須賀線の下り最終電車を待つ品川駅のホームに立った。金曜の夜、しかもバレンタインデー前日とあってはグリーン車でも座れないかもしれない。

凍える寒さの中で15分待って電車が到着。8人掛けのコンパートメントに1席だけ空いているのを見つけ、幸運に感謝しながらドアを開けた瞬間に「しまった!」と思った。むわっとした強烈な匂いが漂っていたのである。一人の若者が焼肉弁当を食べており、あとの乗客の殆どはマスクを着用。申し訳なく思いつつ私もバッグからマスクを取出し、忍耐の仲間に加わった。

新幹線などの長距離電車は別として、最近はネットを見ていると電車内での飲食に批判的な声が多い。特に嫌がられるのはマックで、袋に入ったバーガーやポテトを持ち込んだだけでも「匂いのテロだ」と睨まれるほどだ。音はイヤホンで遮断しても、匂いからは逃げられず、マックマジックに食欲が刺激されるから余計に腹がたつのかもしれない。

かく言う私もマックポテトは年に数回、どうしようもなく食べたくなる時があった。しかし持ち帰りには躊躇するため、わざわざ車を運転して一袋を買いに行く。それが今は全く食べる気なし。ファストフード臭と言おうか化学調味料の匂いが鼻につくようになり、牛丼屋に至っては半径10メートル以内、息を止めて通り過ぎるほどになってしまった。

中国産の期限切れ鶏肉問題や異物混入問題が影響して、日本マクドナルドHDは1月の売上高が38%減、41年ぶりの営業赤字となった。27年12月期の業績見通しを未定とするばかりでなく、顧客のマック離れは世界で進行している状況だ。異物混入問題をマスコミが騒ぎ過ぎたせいという声もあるが、果たしてそれだけだろうか。新メニューや低価格を宣伝してもその場しのぎで、健康志向に背を向けた代わり映えしない商品が飽きられた結果のような気がするのだ。トランス脂肪酸がたっぷりのファストフードよりは、値段が高くても安心安全な手作りフードを食べたい人は増えている。

そういえばコンビニフードやデリバリーピザからも遠ざかったこの頃。原稿の締切が迫っていようと、楽しみな食事は冷蔵庫の野菜、肉、魚等から選んでキッチンで作る。油を使う料理は出来るだけ避けて、茹でたり蒸したりの低カロリーなメニューにする。あとは飲酒さえ止めれば良いと分かっているのだけど、アルコールの匂いが鼻につくようになる日はいつのことだろうか。

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