週末のワインに似合う窓

スポンサーリンク

土曜日の昼間にワインが飲みたくなると、ウォーキングがてら葉山のLA MAREE DE CHAYA(ラ・マーレ・ド・チャヤ)に行く。お気に入りの席は1Fのバー&カフェで、海に面したテラス席のいちばん奥。足元の隙間風対策にコートを膝にかけ、空が夕映えから漆黒に変わっていくのをのんびりと眺める。

テラス席で赤ワイン

向かいの席には初老のボーイフレンドであったり、ポートワイン好きな女友達であったり、とりとめのないお喋りの出来る誰か。小腹がすいた口寂しさではなくて、心の口寂しさを紛らわせてくれる相手がいい。メールを打ちまくったり、早口でガツガツと仕事の話をするような無粋人はNGだ。

チーズを取り分けて楽しみながら、ワインボトルが空いた次はホットワイン。
「フランスのスキー場では、冷えた身体を温めるのにvin chaud(ヴァン・ショー)を飲むのよ」と教えてくれたのは、もうずっとお会いしていないマリ・クリスティーヌさん。その時は構成台本を間に置いてのお喋りだったけれど、vin chaudというフランス語の響きが心地よくて、どこか寒い場所でオーダーできる機会を狙っていたものだ。

テラス席でホットワイン

すっかり日が落ちて、対岸の灯りをゆらゆらと映す海。両手で包んだ温かな一杯が空になるころ、ドラムスのハイハットがさざなみのような音を立てる。静かに始まったジャスライブの邪魔にならないよう、酔客はカップルたちに席を譲ろう。

「さあ、次はどこへ行きますか?」
夜と明日がたっぷりある湘南の土曜日は、時にはこんな風にして葉山から始まる。

コメント

  1. marie より:

    ワインですか。
    いいですね。
    週末の人があまり居ない時間は心が落ち着きますね。
    カフェで一人も良し、友人と二人も良し、恋人とでもいいですね。
    先日、家族でアバターを観て、その後にお気に入りのショップで花柄のシフォンのフリルスカートを持ち、レジに行ったところ、「私のこと覚えてますか?」とレジのお姉さんが言いました。
    そしたら、私がとても仲良くなった店員さんだったんです!
    ショップに行くたびに親切にして頂き、けれども押し付けがましく売られるわけでもなく、友人のようになっていました。
    一年間事情があってお店を休んでいたとのこと。
    会えてすごくうれしかったです。
    こんなにも他人なのに会いたいと思い続け、再会してうれしく感じたことはここしばらくなかった事なので、「こんなにハッピーなことってあるんだ」と改めて思いました。
    人との繋がりの大切さに気付いた時でした。

  2. たけぞう より:

    LA MAREE DE CHAYA、まだあるんですねー。嬉しいなあー。

    あそこはいろいろと青春の思い出です。海を見ながら静かな時が過ごせますよね。仕事でグラフィックの撮影でも1F、2Fと利用したことがあります。

    ホットワインですかー。おしゃれだなー。今日は寒くて、テレビで女子サッカーを見ていました。男子と違って世界を狙える女子サッカー。アジア選手権連覇おめでとう!

  3. yuris22 より:

    marie様

    自分が忘れているのに相手が覚えてくれていた。それって最高に嬉しいですね。
    そのレジのお姉さんのような方が、marieさんにはもっと沢山いるかもしれません。独りじゃないんだって感じる瞬間は、心の春です。

  4. yuris22 より:

    たけぞう様

    海面がちゃぷんちゃぷんと音を立てて揺れるのを見ているだけで、心が落ち着きます。お母さんのお腹の中にいたときを思い出すのかな。お店には申し訳ないけれど、長時間占領したくなる雰囲気ですね。

    女子サッカー、彼女たちの逞しい足を見ているとぞくぞくします(いやらしい意味じゃなく・・)。目指せ、世界ナンバーワン!

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました