日本人 < 外国人の就業率

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景気に二番底の警戒が広がり、商店街は人影もまばら。時節柄、リクルートスーツ姿の若者たちと話す機会が多いのだが、みんなの口から一様に「厳しいですね」の答えが返ってくる。勉学で好成績を得て、就労意欲に燃えていても、雇用の場がないのでは致し方ない。

全国に学校組織を持つ法人のオーナーと先日雑談をしたときのこと。少子化と経済難が進む日本では、地方の大学や専門学校が定員割れを起こし、背に腹の変えられない状況だという。業を煮やしたそのオーナーは、大学の主要部門を地方から東京へ移転させることを決意。渋谷の繁華街に建てたビルで新入生を募集したところ、目を見張るほどの志願者が殺到したそうだ。

ただしそのうち9割がアジアからの留学生。14カ国にも及ぶ国からやってきた彼らは貧しく、バイトをしながら学費と生活費を工面せねばならない。ところが地方のシャッター通りではバイト先が見つからず、こぞって東京の繁華街を目指してきたのだという。

彼らは専門学校等で日本語教育を受けているので、会話には不自由しない。大学での講義が終わればすぐに飲食店の厨房やフロアへ入り、午後6時から深夜まで働きづめで4年間を過ごすのだ。

そうした外国人労働者たちが渋谷に溢れれば、日本人の若者たちはどうなる?
センター街にたむろすキリギリスたちが「そろそろ遊ぶのをやめて働かなきゃヤバいっす」なんて気付くころには、どこの職場も働き者のアリたちに奪われていることだろう。

「このままじゃ日本は終わりますね」
溜息を残して打ち合わせの場を出たのは日暮れ時。居酒屋のチラシ配りをする青年の「お願いします」は、中国語訛りの力強い声だった。

コメント

  1. 華梨 より:

    こんにちは!
    単純労働の市場を占める外国人労働者の存在は、景気の良い時こそ重宝されますが、大不況の真っ只中では脅威ですね。彼らの存在は政治の匙加減で解決できる問題かもしれませんが、国の借金を背負うことになるキリギリス君達にはしっかりしてもらわないと日本に未来はありませんね。

  2. yuris22 より:

    華梨様

    ゆとり教育の弊害だと思うのですが、良く言えばおっとりとした、悪く言えば気の利かない20代が増えました。彼らが頑張って働いて税金を払ってくれないと、高齢者たちは姥捨て山です。長生きできない世の中になりました。

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