ウォーキングとコロッケの里心

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スマホのアプリで、近ごろ活用頻度が高いのは「au Smart Sports Run&Walk」だ。GPS機能をONにしてウォーキングをすると、歩いた道順がGoogleマップに残り、ペースやラップ、消費カロリーも表示される。どこでサボっていたかも一目両全。ONにしたまま電車に乗ってしまったのも、地図に直線データで残っていた。

退屈せずに距離を延ばすため、足を向けるのは鎌倉が多い。左ポケットにスマホ、右ポケットにデジカメ、耳にはiPodでずんずんと歩く。

ちなみに日曜日に歩いたコースは、逗子の小坪を出て名越トンネルを抜け、国道311号を鎌倉の大町へ。大町四つ角の交差点を右折して本覚寺と妙本寺にお参りしたあとは、鶴岡八幡宮でUターンして、材木座から逗子マリーナ、また小坪へという1時間32分であった。こんなに歩いても消費したのは185kcal。生ビールの中ジョッキ1杯で元の木阿弥である。

なかなか体重が減らない代わりに、増えていくのはデジカメの画像。宝物を仕舞うように、家に戻ってからパソコンにデータを移すのが楽しみとなった。

妙本寺へ向かう途中の彼岸花。白と赤とが群生している。

妙本寺近くの彼岸花1
妙本寺近くの彼岸花2
大町四つ角から材木座へ向かう途中にある小さな赤い橋。「魚町橋」と書いて「いおまちはし」は、昭和十三年三月竣功だ。近くには昭和十一年に建てられた「町屋阯」の石碑があり、鎌倉市青年団の名が刻まれている。この当時には、米町・辻町・魚町も存在していたようだ。昭和初期の庶民の往来を想像する。

魚町橋1
魚町橋2
町屋阯

日没の時刻には材木座海岸。日本最古の築港「和賀絵島」へと歴史は遠くさかのぼる。

和賀江嶋

秋に向けてiPodに入れた曲はバラードばかりで、日暮れにはホームシックな気分になってしまう。家まであと少し。小坪の精肉店の前を通るとコロッケの揚がる匂いがした。コインを握りしめ、お使いに行った子どもの頃、家族分のコロッケの入った温かい袋を抱えて歩いた道が懐かしい。

小坪の精肉店
里心がついたウォーキング。家の玄関を開けて電気を点けると、たった一人の家族の与六が「おかえりにゃん」とお腹を広げて歓迎してくれた。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    歴史を感じながらの散歩も良いですね。
    そう言えば昔そこかしこに彼岸花がありましたが、最近は減っていますね。でも見る度になぜか切なくなります。来月は母の3回忌です。
    近所の肉屋ももう無いけど、50円持って揚げたてのハムカツを良く買っていました、懐かしいなぁ。

  2. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    今年は彼岸花の咲く期間が、例年より長かったように感じました。弔う魂の多さを感じ取っていたのでしょうか。
    子どもの頃はお墓の傍に咲く花として不気味に感じていましたが、今では懐かしい人、懐かしい日々を思い起こさせてくれる花だと思っています。

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