自分の身体でどこに最も自信があるかと聞かれれば、私は「骨」と答える。
フィットネスクラブで骨密度を測定してもらったところ、「素晴らしい!20代前半の数値ですよ」のお褒めを頂いた。
毎日牛乳を飲むでもなく、小魚を好んで食べるでもなく、強いて言えば骨太に生んでくれた親のおかげだろう(女としては華奢な身体に憧れるんだけど・・)。
祖母は秋刀魚の塩焼きを頭からボリボリかじるほど歯が丈夫だったし、その血を引いた父も「猫が跨いで通る」ほどに小骨は一切残さず魚を食べた。
骨粗鬆症にはなりようもない食生活だ。
日本人のカルシウム摂取率は、先進国の中でも最下位と言われている。1日に必要なカルシウム600mgは牛乳にして600ml。サプリメント等で補充しない限り、取り辛い量だ。
カルシウム不足が引き起こす弊害は、歯や骨がもろくなるだけでなく、高血圧・動脈硬化・糖尿病の促進、さらには心のイライラや神経過敏など精神面にも及ぶ。
「むしゃくしゃしたので、誰でもいいから殺そうと思った」。
街中でナイフを振り回したり、ホームから人を突き落としたり、カルシウム不足はキレやすい人間を作る一因でもある。
部屋に篭ってインターネットやゲーム三昧の日々。食事はスナック菓子、インスタント食品、清涼飲料水。こうした飲食物には「リン酸」が多く含まれていて、リンの取りすぎは尿からカルシウムを排出してしまう。
しかも太陽に当たらずビタミンDが不足すれば、カルシウムは腸から吸収されずに骨から溶け出すし、喫煙も加わればニコチンがカルシウムの吸収を阻害する。
子供たちの育て方は精神論だけではない。
太陽の下で遊び、お母さんが料理した自然の恵みをいただいて、健全な肉体を作っていくことから始まる。秋刀魚を頭から食べろとは言わないけれど、添加物だらけの加工食品では心まで加工されてしまう。
で、今日の画像は小坪漁港のしらす屋で買ってきた、まるき丸の「釜あげしらす」。出来立てはフカフカと柔らかく、カルシウムもいっぱいだ。
今日はこれから「しらす入りレタスチャーハン」の制作に入りまーす!
イライラするどころか、完食後には満面の笑みが浮かぶはずだ。
コメント
美味しそうです!!
食材には、困らない逗子ですね!!
岩手は、これからお花見です!!
「釜揚げしらす」 ううまそ~
塩分を取り過ぎないつまみには最高ですね。
先日伊豆の某所で新鮮な「金め」と「あおだい」のさしみなどなど、目一杯味わっちゃいました。
りえもん様
今日は小坪の魚屋にシコイワシを買おうと出かけましたが、既に殆どの魚が
売り切れでした。
それでもって、しらす屋に移動。
「どうして生しらすは売ってないんだ?」とねじ込んでいる観光客がいまし
たが、しらすの売り方は持ち場が分かれます。
こんなことを知っているジモティが嬉しい昼下がりでありました。
素浪人様
金目鯛は大好物です。
私は刺身よりも、鍋シーズンの後は酒蒸しやハーブソテーで頂きます。
魚は肉以上に種類が豊富なのが、最高の恵みです。