ロングヘア神話からの解放

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フィギュアスケーターの村上佳菜子が、20歳にして人生初のショートヘアを披露したという画像を見た。氷上ではいつも髪をまとめて輪郭丸出しにしていたので、短くしたからと言って特に違和感は感じない。あえて言えばボーイッシュになった感じかな。

村上佳菜子
ロングヘアをバッサリと切ることに、女はとても躊躇する。「髪の長きは七難隠す」の諺にあるように、日本では艶やかな長い髪が美人の条件だった。仲間由紀恵の黒髪ワンレングス。佐々木希の柔らかくカールした茶髪。かきあげるとき、風になびくときの色気とゴージャスさはロングヘアならではである。バービー人形とリカちゃん人形がパツンパツンのショートヘアだったら、売り上げは半減していただろう。

しかし何の手入れもせずに美しいロングヘアを保てるのは、一握りの生まれつき。大半の女性がお金と手間を費やして、見えない努力をしているのだ。美容院で定期的に縮毛矯正をして、毛先はクルンとなるようにデジタルパーマをかけ、カラーリングまですれば5~6時間を費やす。家ではシャンプーのたびにトリートメント。重力の法則なのか抜け毛は多くなるし、床に落ちていれば気味悪く目立つこと極まりない。

20年くらいロングヘアを続けてきた私は、去年の9月に思い切ってショートにした。そしてこの7月に前回よりさらに短くした。くせ毛なのでシャンプー後にブローは必須だけれど、湿気が多くてどうにもならない雨の日には、後ろで短く束ねられるカットにして貰って凌いでいる。頭の軽さが心地よく、猛暑の中でも首筋が涼しい。

私は若い頃からずっと、父親譲りの首の太さがコンプレックスだった。髪を首で隠し、若く見せようと額も前髪で隠していた時期が続いた。しかし思い切ってオープンに晒せば、びっくりした身体がそれに付いてくる。皺ができちゃいけないぞ、顎がたるんじゃいけないぞと、脳の指令を受けた身体が焦るのである。女なら首を晒せ、足を晒せ、ウエストを晒せ、二の腕を晒せ!だ。

相変わらずパソコンの前で一日を費やしている生活なのに、運動せずとも絞れる「緊張感ダイエット」は素晴らしい。「髪の長きは七難隠す」に代表される神話を捨てれば、マインドコントロールから解放された道が開ける。隠すな、晒せ! 写真の村上佳菜子は首が太めに見えるが、まっすぐ顔を上げて自信の笑顔を振りまいてれば、どんどんシャープになっていく未来が見えてくる。

コメント

  1. MARK AKIYAMA より:

    そう、「髪の長きは七難隠す」です。決して「長い髪が魅力」ではないのです。
    逆説的に言うと、七難なければ長くする必要がないのです。しかし、大多数の人は長くします。どうしてかというと七難隠すだけでなく、たびたびカットするのは経済的にたいへんだからです。ただ、多少のナンがあっても、髪をまとめて顔をくっきり出した方がたいていの人は溌剌として見えます。スッチーやグリーン車(JR東日本)のアテンダントが皆、魅力的に見えるのもそれが一因です。よく見ると、みんながそれほど美人というわけではありません(あ、失礼)

    私は昔からショートヘアの女性が大好きです。女優の土田早苗さんの半世紀にわたる大ファンです。一般の方の名前をあげてどうこうは言いづらいですが、たいていの人は髪をカットすると印象がよくなります。

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