立飲み屋の一日店長2回目

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夏が始まりかけた7月10日、逗子の立飲み屋「三遊亭」で一日店長を体験した。その日は大雨警報が出たにも関わらず、沢山のお客様に来店して戴き、客商売の楽しさ・厳しさについて身をもって学んだ。
しかし閉店後に片づけを終えたのが午前4時で、タクシーも拾えない辛い朝を迎えたことから、もうこれっきりにしようと決心していたはずだった・・・のが、なんと第2回目が巡って来たのである。

昨日までの雨が上がって心地よく晴れた11月27日、しかも金曜日のYURIKO DAYとなれば緊張度は高い。メニューは全て自宅で用意していこうと、朝10時からキッチンに立った。「クラムチャウダー」、「ジャーマンポテト」、「大根葉炒めのせ豆腐」、「細切りネギとチャーシュー」、「粒ほたて炊き込みごはん」・・・等々のメニュー10品を作り終えて、午後3時に店に到着。お客様を迎える支度を整えて午後4時に提灯のあかりをつけた。

いつもブログを読んでくださっているという初対面のお客様(ありがとうございます!)を皮切りに、常連客が立て続けに訪れて、ピーク時の注文には「忘れちゃうから、いっぺんに言わないでください!」と叫んでしまう事態も。皆さん気前よくお金を使って下さり、売り切れのメニューも次々に出た。サーバーからグラスに生ビールを注ぐのは4カ月半ぶりだったけれど、コツを取り戻せたのは常連客のご指導の賜物である。

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今回は午前1時半に終了し、片付けも30分でチャッチャッと。店の鍵を閉めてシャッターを下ろした時、疲労感よりも安堵感の方が勝っていたのは意外だった。「次回のYURIKO DAYは12月?」と何人かに聞かれたけれど、3回目のチャレンジは一段と寒さが厳しそうな冬を越してからにしたいと思っている。あっという間に売り切れてしまった「チーズの味噌ペッパー漬け」と「アオサ入りだし巻き卵」は倍の量を作って臨むことにしよう。

もう既に始まっている忘年会シーズン。これからはお客様としていろんな飲食店に行く立場だ。中の人の気持ちを推量できるわきまえ方が身についたのは、最高の勉強であった。

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