晴れ男・晴れ女でいること

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私の車の中には傘が1本入っているが、滅多に使うことがない。運転中に雨が降り出しても、降りるときになると運よく雨が上がっているからだ。
電車に乗るとき、天気予報を聞いてバッグの中に折り畳み傘を入れていっても、開くことは殆どない。重たくて損をしたと思うのだ常だ。
これを「晴れ女」というのだろうか、とかくお天気には恵まれている。連休中のBBQも降水確率50%だったのを無事クリアーした。

思えば昨年の12月、種子島へ行ったときもラッキーだった。
水中翼船の運航が危ぶまれるほど荒天だったにも関わらず、観光スポットに降りる度に雨が止んだ。これを何回も繰り返すと単なる偶然とは思えなくなる。最初のうちは念のためにと傘を持って歩いたが、広げることは一度もなかった。
このときハンドルを握っていたのが「晴れ男」。私の「晴れ女」と相乗効果だったらしい。

しかし見方を変えれば、晴れ男・晴れ女はポジティブ思考がもたらす成り行きともいえる。
自分は運がいいのだと信じきっていれば、天も味方するオプティミストだ。
「調子に乗ってんじゃないよ!」と不愉快に思う人もいるだろうが、ネガティブ思考は雨につながることが多い。何故か。

ノーベル賞を受賞した神経学者ジェラルド・エデルマンによると、記憶とは脳のどこかに貯蔵されているのではなく、思い出す瞬間に毎度再構築されるという。
脳の中で、記憶の元になる材料(シノプス)が結合してどんな形が作られるかは、その瞬間の気分に左右されるし、回りからの影響を受けやすい。
再構築を何度も繰り返すうちに記憶の経路は太くなっていくのだが、良くも悪くも変質する。
「旅行に行けば雨が降る」という暗い気持ちを重ねるたびに、「そうですね」と同調されるたびに、雨男・雨女の幻想が現実になっていくのだ。

どんな晴れ男・晴れ女にだって回りと平等に雨は降る。しかし雨の記憶をわざわざ作り出す必要はない。
「また失敗したらどうしよう」ではなく「今度も絶対に成功する」のポジティブ思考が未来を晴天に変える。

コメント

  1. 亀吉 より:

    かつて私は”究極の雨男”と呼ばれていました。
    私が休みをとり旅行に行くと必ず大雨。
    お客様から真剣に私の休みの日を訊かれたものです。
    だからいつも準備万端。雨の旅行を楽しみました。

  2. yuris22 より:

    亀吉様

    素晴らしい!
    「晴れ男」と対極の生き方も、そこまで極めれば負けなしです。
    貴店に集う不毛の男性たちに愛を降り注ぐ、世界一の「雨乞い
    男」として、どうかギネスに挑戦してください!

  3. 素浪人 より:

    そう言われれば、常に折りたたみを鞄に入れてるけど出先で使った事はあまり無いですね。
    でも、雨も好き! SINGING IN THE RAIN~!
    なにも身に着けずにびょ濡れになるもの一興でがんす。
    冬はやめた方がいいけど。

  4. yuris22 より:

    素浪人様

    “SINGING IN THE RAIN”のジーン・ケリー・・でしたっけ?
    恋の頂点にいる幸せを歌うミュージカルナンバーでしたね。古いっ(笑)

    雨は嫌いではないのですが、歩き方が下手なので泥が跳ね上がります。
    まだまだ雨との付き合い方が下手な晴れ女でございます。

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