ブラック企業からの電話セールス

広告

固定電話を使うことが滅多になくなった。業務連絡のやり取りも95%がメールで、固定電話にかかってくるのは物を売ろうとするセールスばかりである。しかも営業口調と言うのだろうか、ペラペラと慣れた喋り方を聞くと一秒でも早く撃退したくなる。

最近特に多いのが複合機の売り込み。
相手「私、オールジャパン○○の○○と申します。本日は複合機のご提案でお電話したんですが、今、複合機はお使いですか」
私「複合機の提案は必要としておりません」
相手「ですから、今、複合機はお使いですか」
私「必要としてませんので失礼します」
相手「あなたね、こちらの質問に答えてないじゃないですか。お使いですかと聞いてるんですよ!言葉の意味分かってるんですか!」
なんだこの男、逆切れしてる。返事をするのもムカついて電話をガチャ切りした。

さっそく企業名を検索すると、ブラック企業についての情報を公開しているサイトが「営業マンの質の悪さで勝負?」というタイトルでこの企業を実名で取り上げている。リース契約のコンサルと称して多重契約を結ばせる手口で問題になっているらしい。「こちらは提案してあげている」という上から目線の営業姿勢で客に噛みつくのは、私が受けた電話とそっくりだ。

こんな迷惑な営業電話がかかってくる背景には名簿業者が絡んでいる。先日は不動産投資の勧誘が余りにしつこかったので、どこから電話番号を入手したのか聞いてみた。するとあっさり答えたのは「ネットトレインサービスからです」。調べたところこの企業は法人のデータベースを1000万件持っており、電話営業、訪問営業、FAX-DM、ダイレクトメールの情報発信などにマッチした「オリジナルターゲッティングリスト」を提案するのが業務内容らしい。全国の法務局から情報を得ているのなら違法ではないのだろう。

こうしてブログを書いている矢先に知らない相手からまた電話。
相手「○○社の○○と申します。社長さんに代わってください」
私「失礼ですが、どのようなご用件でしょうか」
相手「だから社長さんに繋いで下さいって言ってるんですよ」
私「社長にアポイントを取っていらっしゃいますか」
相手「いいから代わってくださいよ」
私が社長ですと言うわけにはいかず、「外出しております」と言って電話を切ったが、それまで「いつ帰ってくるんですか」と相当しつこく食い下がった。

特定商取引法の第17条には「販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売に係る売買契約又は役務提供契約を締結しない旨の意思を表示した者に対し、当該売買契約又は当該役務提供契約の締結について勧誘をしてはならない。」という条文がある。これを分かりやすく言えば、相手から断られた場合は再度勧誘してはならないという法律であり、違反すると業務改善の指示や停止処分の対象になるのだ。

なるほどね。だから売買に直結しない言葉を選別して誘導尋問にかけ、電話を切らせないようにしているのか。会社から幾ら給料を貰っているのかは知らないが、営業マンくんたち、今どきこんな電話営業に引っかかる客を探すブラック企業で働くストレスは想像を絶するものだろう。どうかお客に当たらないでくださいね。

コメント

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました