小指を激打して裸足の季節

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粗忽者の私は身体にアザが絶えたことがない。先日もベッドの脚にガツーンと足指をぶつけ、あまりの痛さに息を止めて転げまわった。石のように堅い木材で出来ている上に、ひっかけやすいカーブ。ベッドの横を通るときに気をつけなきゃと思いつつ、月に2~3回はぶつけて悶絶状態になる。

ベッドの脚
ジンジン、ズキンズキンと響く痛みは一晩寝ても収まらず、翌朝は外出して10メートルほど歩いてすぐ家に引き返した。靴下を脱いでチェックしたら、黒紫色になった小指は腫れあがって倍の大きさ。ネット検索すると、薬指と一緒にテーピングしておくと治るという記事が見つかったのでさっそく試してみた。しかし夜になっても腫れには変化がない。

この出来事をFaceBookに書きこんだら沢山のコメント。整形外科に行くべきという経験者からのアドバイスに従い、あくる朝一番で、逗子の友人たちに評判の良い整形外科を訪ねた。待合室には20人ほどの高齢な患者さんたちがいて、自分の番は当分やってこないのを覚悟したが、9時の診察開始と共に皆さんは一斉にリハビリルームへ。整形外科、恐るべしだ。

私はすぐに名前を呼ばれて問診とレントゲン、あっという間に出た診断は「ほら見て下さい、ここにヒビが入ってますよ」。小指を横から撮ったレントゲン写真で、末節骨に斜めの亀裂が入っているのが分かる。「湿布しましょう。温めるのは良くないのでお風呂には長く入らないでね。3週間ぐらいで痛みは引きます。それまではサンダルを履いてください」って、たったそれだけ?

タクシーで家に戻ってまず実行したのは靴の衣替え。夏靴を引っ張り出して小指がフリーになるトングサンダル(鼻緒サンダル)を下駄箱に並べた。思いがけずやって来た裸足の季節。しばらくウォーキングはお預けだけど、せめて家の中では小まめに身体を動かそう。そして椅子から立ち上がった途端に机の脚にまたガツーン!ひひが入った同じ個所をぶつけて涙・涙・涙の粗忽者である。

コメント

  1. 華莉 より:

    こんにちは。私は小指を、元彼は親指を打撲/骨折したことがありますが、腕の骨折と違って足の指の場合はたいした治療はしないみたいですね。でも、安静にしてしっかり直さないと、足先の形が変わってパンプスがキツクなるので気をつけてくださいませ。お大事に!

  2. yuris22 より:

    華莉様

    そうなんです。最も気にしているのは、またパンプスが履けるようになるかです。
    もともと内反小趾だったのでダブルパンチ。ぶつけたり踏まれたりしないよう、小指を労ることにします。

  3. 的は逗子の素浪人 より:

    僕も年に一度ぐらいあるけど、月に2,3回!?、は多いですね。
    カッコ悪いけど、ベッドの足に緩衝材を巻いた方が良いかもしれませんね。赤ちゃんがぶつけても怪我をしな様な緩衝材があったように思いますが。

  4. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    アドバイスありがとう。衝撃材を巻くのは良いアイデアですね。
    実はまた、同じ個所をぶつけて骨折に至っております。整形外科に行ったその晩にぶつけたんだから、目も当てられません(;O;)
    未だに腫れと痛みは引かず、庇いながらエッチラオッチラ歩いていますが、人混みの中に入ると踏まれそうで怖いです。周りにはそんな不自由な思いをしている人が沢山いることに気付いて、良い教訓となりました。

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