2019年のごあいさつ

広告
fireworks-3816694_960_720

新春のおよろこびを申し上げます。
東の空から陽光が差して、穏やかな新年の朝を迎えました。
大晦日の前日から、我が家では「夫」という新しい家族を迎え、ニャンコの与六が先輩風を吹かせつつ、これまでになかった生活スタイルが始まっています。

夫は要介護度4ですので、家のなかは全てリハビリ仕様。退院してくるまでに手すりや椅子式階段昇降機などを整えておきましたが、移動は杖をつきつつ、ゆっくりゆっくりの状態です。しかも3カ月間の入院生活を送っていたため、頭も身体も健常者からは逸脱しています。

動かない足のほうは、手術で神経を傷つけたことで激痛が走るため、もしかしたら義足よりも不便かもしれません。痛みがとれるまでに3年かかると言われていますが、強い痛み止めを飲み続けるのは頭と精神にも良くないので、これからのトレーニングにかかっていると思います。

松の内が終わったら、ケアマネージャーがアテンドしてくれたリハビリ施設に通いつつ、自分のことは自分でできるよう、トレーニングしていくことになります。

こんな状況でもメリットがひとつ。ずっと夜型だった私が、強制的に朝型に切り替わりました。夫が昼間、リハビリ施設に毎日行ってくれるようになれば、自分の時間も有効に使えます。日が出ているうちに仕事して、夜は家族団らんの時間に当てられるよう、生活設計を立て直すつもりです。

私はネガティブ思考ではありませんが、マイナスがあることは悪くないと思っています。
悲しさ、寂しさがいつも身近にある人は、心のあたたかい人に出会ったとき、幸せを2倍に感じることができます。
身体や心に痛みを抱えている人は、周りからは目に見えない他人のつらさを理解することができます。

誰もが寄り添いながら、助け合いながら生きているんだと思いつつ、平成から新しい元号に代わる今年は、夫と私にとっての新しいスタートラインです。

皆さまにとってもこの1年がより美しく、よりあたたかい年になりますよう、お祈り申し上げております。

平成31年 元旦
  「文章で稼ぐ贅沢」管理人

コメント

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました