ためらいの衣替え

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外出して周りを見渡すと、セーターを着ている人が目に付く。
夏から秋冬へ、衣替えの季節がやってきた。

クローゼットに詰んである衣装ケースから冬物を取り出して、代わりに夏物を仕舞う。
それだけの作業なのに1日がかりになるのは何故?
今年着なかったものに対して、来年は着るだろうかと考えあぐむからだ。

収納の達人が書いた本を読むと、3年間着なかったものはリサイクルショップに出すなり捨てるなりしなさいと書いてある。

しかしそれでも悩む。出して仕舞ってを3年間繰り返している服は、大枚はたいたブランドものであったり、生地が良いものであったり、「もしかして今年こそ・・」の期待を捨てられない服たちだからだ。
肥って入らないなら諦めがつくが、高校生の頃から体重とサイズは変わらないし、流行は繰り返す(もちろん微妙にラインは違うけれど)。

坂東真理子さんの「女性の品格」に、なるほどと思う一節があった。
『たとえばいろいろなトップと組み合わせて、1年間に30回は着る紺のスカートと、年に1回着るか着ないか分からないパーティー用の服は、どちらが使用価値があるかといえばスカートのほうです。』(品格のある装いより引用)

なるほどね。じゃ5年以上着ていないシャネルのワンピースとは決別するか!
でも腐ってもシャネルだし、また1~2回しか着てないし、高かったし・・。
いくらベストセラー本が後押ししてくれても、あと一歩が踏み出せない。
スーツとワイシャツで事足りる男性たちがどんなに羨ましいことか。

かくして部屋の中は色とりどりで、泥棒が入ったような散らかりよう。
学生時代の制服が急に懐かしくなる衣替えである。

     「卒業アルバム」

冬の制服着た君は
どこか昨日と変わった
向かい風にキンモクセイが
かおる衣替えの朝

  半年半年と季節を越えるたび
  近づくさよなら
  子供と大人のあいだを僕たちは
  毎日進んでる

卒業記念アルバムの
写真選ぶ教室
リレーの練習している声が
窓の下にこだまする

  見慣れた風景や仲間が増えるほど
  近づくさよなら
  バトンを渡す日はゴールがそれぞれの
  スタートラインになる

Copyright by Yuriko Oda

コメント

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  2. 髪結いの亭主 より:

    秋の朝、肌寒くなった頃
    母に出してもらった学生服

    ナフタリンのにおい
    短い袖口
    きつい肩と胸

    「今年は、制服わないといけないね」と言う母。
    今憩えば 学生服は高価ですね。

    でも女子のセーラー服は、
    うゥ~なんとも思い、切ないなぁ・・・。
    管理様の制服姿! ラインが微妙でも見たい!!!

  3. yuris22 より:

    髪結いの亭主様

    なんだか最近、エッチっぽくないですかぁ(笑)

    でも私が着ていた制服がセーラー服だとよくわかりましたね。
    某・黒百合学園の制服はホックだらけで、ちょっと暴れると
    バチバチバチッと外れる音がしました。

    あー、衣替えに関係ない話になってしまった。
    おあとが宜しいようで・・。

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