ミシュランとロスチャイルド

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グルメたちの話題をさらっている『ミシュランガイド東京2008』。

タイムリーにも今日の会食ランチは、3つ星を獲得した恵比寿の「ジョエル・ロブション」で頂いた。ただしお部屋は1階の「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」だったので、1つ星だったかもしれないが、楽しみなことには変わりはない。

テーブルには日付入りのメニューが置かれ、まずはパンがサーブされる。
みんなが「美味しい!」と絶賛したスープは、カボチャのクリームスープ。泡立った感触が口の中にふわりととろける。

メインディッシュに選んだ魚料理は、活スズキのポワレ。赤ワインと野菜のクリームが混ざった甘酸っぱいソースは、イタ飯屋さんでは味わえない風味である。
しかし肉料理を選んだ隣の席を見て「しまった」と後悔した。特選和牛のグリエは、程よくローストされた肉の赤身がピンク色。素材の素晴らしさが見て取れるお肉だった。

ランチメニュー
メインディッシュ
デザート

思いのほか量の多い、カカオのデザートがサーブされた頃、ゲストのスピーチが始まった。
ヨーロッパの名門貴族ロスチャイルド家から、ソプラノ歌手でもあるバロネス・シャーロット・ドゥ・ロスチャイルドが、ご自宅のスライドを公開しながら巧みに日本語原稿を読み上げる。

美術品のコレクションは言うまでもなく、音楽に造詣の深いロスチャイルド家。
メンデルスゾーン、ワーグナーなどが友人・親戚であったのみならず、「ショパンは我が家のピアノの先生でした」と会場を驚かせる。

バロネス
バロネス2

彼女のお爺さんの代から日本庭園作りにも力を注いで、100ヘクタールあるという庭園には汽車が走り、枯山水の庭や池泉の庭、藤棚・石楠花などが咲き誇る花の道など、スライドがチェンジするたびに天国を案内されているような気分だ。
「いつも200人の庭師が働いています」
「この石楠花はシャルロットという私の名前が付いています」
何を聞いてもヘェーッ、ホーッと溜息が漏れる。

「ぜひ遊びにいらしてください」の締めの挨拶に全員がうんうんと頷いて、この上なく贅沢なランチタイムが終了した。
目の保養に走りすぎて、食事が胃に収まった実感がないのが返す返すも残念である。

コメント

  1. 髪結いの亭主 より:

    日本語と言うのもすごいなァ 頭がちがうか。
    「ぜひ遊びにいらしてください」は、本当に考えていいのかね?

  2. たけぞう より:

    この雰囲気の中で、よくぞ料理を激写したyuriさんに座布団一枚もって来て~!

    私、ミシュランが発表になった夜に「こ、こ、これは予約が取れなくなる」と三ツ星に店に予約を入れました。まだ空きがありましたが、翌日だったら無理だったでしょうねー。予約が取れたことよりも「経営者としての決断の早さ」に酔っている今日この頃です。あ・・・ちなみにディナーではなくランチです。

  3. yuris22 より:

    髪結いの亭主様

    何人かの有志たちは、昨年シャトーにお呼ばれしたそうです。
    歴代の高級ワインを次々に飲んだそうで、それだけでも羨ましいです。

  4. yuris22 より:

    たけぞう様

    もちろん恥ずかしかったですよ。
    シャッター音がするたびに、隣の某社長が振り向くんですから。
    でも私に刺激されてか向かいの席の方も、撮りまくってました。

    記録を残すことばかり考えて、味の記憶がないのが何とも惨めではあります(^_^;)

  5. るか より:

    はじめまして。
    ネットサーフィン中にたどり着きました。
    ロブションは、高くても安心して食べられますよね。
    伝統を大切にしてるところが感じられて。
    同じ三ツ星の「カンテサンス」は、ちまちまとたくさんの皿が出てくる“懐石フレンチ”仕様で、外国人にはウケがいいのでしょうけれど、私はやはりロブションのほうが好きです。

    >~イタ飯屋さんでは・・・

    って、むちゃくちゃ懐かしい言葉ではありませんか!
    もしかして青春はバブル黄金期世代ですかね…?
    私はバブル崩壊後が青春期でしたが、イタメシという言葉を少しの間は使っていたような記憶があります。
    バブル世代の方達は、今もふつーに使ってるんでしょうか??

  6. yuris22 より:

    るか様

    ようこそいらっしゃいませ(^^)

    イタリアンと言う時が多いですが、カジュアルな意味をこめて、今もイタメシは使うかな。
    バブル全盛期は当然、やりたいことはやり尽くしました(笑)

    ロブションは野菜が美味しいのが個人的には好み。
    思いのほかヘルシーなので、食べ過ぎても安心です。

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