もぎたて夏野菜が詰まったビニール袋を下げて、いよいよ農園主さんのご自宅へ。トラクタや軽トラックが並ぶ作業所の隣にはケヤキ造りの邸宅があり、その前庭にBBQ会場をセッティングした。野菜を皮付きのまま焼き網に並べたら、まずは氷水に浸けておいたキュウリと白ワイン。塩をつけてボリボリと豪快にかじる。
横の調理場では、三崎の漁師さんから貰った金目鯛をさばき、皮をサッと焼いた刺身が登場。亀吉丸の金目鯛は伝説のグルメだそうで、口の中にとろける甘味と脂とが絶妙である。焼きあがったナスとトウモロコシはアチチッと皮を剥いてカット。これもまた「甘い!」の共感が目から目へ伝わっていく。
当然ながらお酒も、果実をふんだんに贅沢に。メロンを半分に切って果実を潰し、そのままウォッカを注いだカクテル。黄色いラグビースイカの果実を潰して絞り、ウォッカやジンで割って飲めば、世界中どこのバーにも置いていないオリジナルカクテルになる。
飲んで食べて日が暮れて、片づけが終わっても、三浦海岸の夜はまだ終わらない。砂浜の真ん前にあるスナック「ビーチボーイ」へ繰り出して、深夜までカラオケ大会となった。別れ際にはお店のママを囲んで集合写真。はるばる逗子から迎えに来てもらったタクシーに揺られながら、家に戻ったのは午前3時という、長い長ーい1日であった。
コメント
いいですねぇ(^-^)
夏と言えば「海」「バーベキュー」「花火」「恋(気持だけでも」「野外コンサート」と暑いなかにも楽しみがいっぱいありますよね。
けれども、その一方で「火傷」(イベントから恋愛まで幅広い意味で)にはご用心ですよね。
それにしてもヘルシーで新鮮な食材が沢山でいいですね。
『塩』にも拘って貰いたかったなぁ┐(‘~`;)┌ 一文字で済まされない位奥深いですよ。“粥にふる塩もない”というフレーズが素顔を塩田にさせますし…
marie様
逗子海岸は音霊(オトダマ)というライブハウスが出来てから、砂浜に足の踏み場がなくなるくらい、連日の大賑わいです。きっと夏の恋があちこちで生まれているんでしょうね。あの頃に戻りたい~
muha様
お酒はあらゆる種類を用意して行ったんですが、なぜか塩だけ忘れ、その場でお借りしました。
でも血圧のために塩分を避けてる私にはノープロブレム。調味料なしで美味しく食べられる野菜は、最高の食材でしたよ。