おばあちゃんのホットドリンク

スポンサーリンク

温かい飲み物がありがたい季節になった。昨日は急に熱が出たので汗をかくためにホットドリンクを作ろうとしたのだが、やはり焼酎のお湯割りというわけにはいかない。ミルクティーでは物足りないし、何が身体に良さそうなのだろう?

探し物は冬の歳時記にあった。(以下、講談社版・日本大歳時記より引用)
● 葛湯(くずゆ)
くず粉に砂糖を入れ、少しの水で溶き熱湯を注いで攪拌(かくはん)すると透き通って糊のようになる。これが葛湯である。滋養飲料でもあり、よく温まるので、老人や風邪寝のときに愛飲される。

● 生姜湯(しょうがゆ)
生姜をおろして砂糖を加え熱湯を注いだ飲み物。風味に、そいだ蜜柑の皮を加えたりする。冬季身体を温めるのに好適の飲み物であり、風邪の発汗剤としても用いられたようである。

● 蕎麦湯(そばゆ)
そば粉を熱湯で溶き砂糖を加えた飲み物である。身体が温まるし、手軽に作れるので冬の炉辺などでよく作られる。ほかに、切りそばの茹で汁も蕎麦湯を言って飲まれる場合がある。

さっそく生姜湯を作って飲んだところ、口の中がボソボソする。う~ん、失敗か。昔おばあちゃんが作ってくれた食感を思い出して再チャレンジ。摩り下ろした生姜を搾って汁にして、砂糖と片栗粉とともに根気よくお湯に溶けば出来上がりだ。

思えば子供のころ、生姜湯は贅沢な飲み物だった。材料が贅沢というわけではなく、風邪をひいたときに飲むシチュエーションが至福なのだ。
学校を休んで顔も洗わずに布団の中にいられて、上げ膳据え膳のあとに出てくるスペシャルドリンク。舌がピリッとする生姜の辛さは大人の味であり、砂糖の甘ったるさはスプーンで飲まされたワクチンみたいな、禁断の味がする。

今朝には無事に熱が下がってPCの前。いつも仕事を手助けしてくれる歳時記と、記憶の片隅にあるおばあちゃんの知恵に「ありがとう」を言った。

コメント

  1. 風小僧 より:

    熱があったのですか。
    無理はネ…年末にベットの中では困りますからね、本当にご自愛を!

    私も生姜湯ですね、他の物は経験がないです。
    他には、梅干しが入ったお茶(お湯)とか、真綿をお腹に巻いたり、荒塩をフライパンで熱して新聞紙に入れ腰やお腹を温めたりしましたね。
    先人の知恵は大切にしたいですね。

    くれぐれも暖かく!

  2. yuris22 より:

    風小僧様

    今夜は六本木で忘年会。昨夜はアルコール抜きだったので沢山飲めるぞ!・・なんて言っちゃいけませんね。
    私が眠っている間も働いてくれる胃腸にも感謝です。

    ブログランキングへのコメント、ありがとうございました(^_^)

  3. 風小僧 より:

    あまり飲み過ぎないように!
    いらないお節介ですが・・・・。

  4. 素浪人 より:

    そう言えば、
    食欲も無く寝込んでいた時、母親が林檎を擦った(漢字?)冷たくないシェークみたいなジュースをよく作ってくれた。

    ありがたいね、親心は。つくづく感じるなぁ。
    今は、+アルコールがないとね。

  5. yuris22 より:

    風小僧様

    ご忠告ありがとうございます。
    ほどほどに日本酒を頂いて帰ってきました。今日は元気です(^_^)

  6. yuris22 より:

    素浪人様

    摩り下ろし林檎ですね。
    病人食(?)として、あれも愛情たっぷりの味わいでした。
    『花より男子』で小栗旬が演じた役は、りんごは摩ったのしか食べられないというお坊ちゃまでした。・・って、関係ないか^^;

  7. marie より:

    子供の頃、よく「くず湯」を祖母が作ってくれました。
    本当に貧乏だったので、風邪を引かなくても、何も無い時はおやつ代わりに食べてました(笑)
    あと、クリープをコーヒーに入れずに粉のままおやつ代わりに食べたこともありました。
    これって私だけでしょうか??(笑)

  8. yuris22 より:

    marie様

    くず湯は一口一口、もったいなげに食べるのが好きでした。
    クリープの粉は残念ながら経験がありません(^_^;)
    でも母が寝酒にしていたチンザノ(お酒)を隠れなめしたことはあります・・。

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました