晴れた10月の車窓から

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今年の夏は暑すぎて、東京へ行くにはいつも車だった。でも爽やかな秋晴れを目で楽しむには、電車の窓からの景色がいい。

午前11時を回った逗子発の横須賀線、見晴らしのいいグリーン車の2階席に座って、1時間の小旅行に出発だ。

線路際にはセイタカアワダチソウの黄色が揺れ、ススキの穂が頭を垂れている。
家族の布団を干したマンションのベランダ。駐車場の日だまりで昼寝している野良猫。
高架橋の下に隠れて獲物を狙う白バイまで、のどかに平和に見えるのは秋のマジックだろうか。

小春日和と呼ぶにはまだ早いけれど、仕事カバンを放り出して遠出したくなる景色たち。旅行ガイドを片手に歩くバックバッカーの青年が、誰より羨ましく見える。

横浜駅から乗ってきた老夫婦が、背もたれのテーブルにシュウマイ弁当を広げて、缶ビールをブシュッ。
もうイケマセン。今日の予定をキャンセルすべきか、ズル休みを誘う電車は、旅の玄関口・新幹線が停まる駅まで近づいた。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    さぁ~どっちだ!。

    臨時休業に一票! ぷしゅ~~~!

  2. marie より:

    暑い、暑い真夏も過ぎ、ようやく秋の気配がしてきましたね。
    週に一度はパート帰りに近場のお気に入りの公園によるのですが、ホントいつ来ても心が安らぐ場所です。
    周囲を見ていると色んな人がいます。
    車内で本を読んでいる人、何かを飲食している人、デートの待ち合わせをしている人、車内で昼寝をしている人・・・。
    そう言えば、今日その例の公園のトイレに入ったら、ドアノブのフックになぜかブラとガードルが脱ぎ捨てたように掛かっていたのです。
    驚きですよね。
    この下着の持ち主はいったい何処へ行ったのか。
    おニューの下着と交換したものなのか?
    それとも単なるイタズラ??
    まさかノーブラノーパンで帰ったとは思えないし・・・。

  3. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    プシュッをやりつつ、崎陽軒のシウマイを食べつつ、魚が美味しい小田原の居酒屋に行きたかったんですけどねぇ。まだまだオヤジ街道まっしぐらへの勇気が足りません。

  4. yuris22 より:

    marie様

    不思議ですねぇ、ブラとガードル・・。女装マニアがトイレで平服に着替えたんでしょうか。ドアノブにかけたまま、鞄にしまい忘れたのかもしれませんよ。

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