連休間近な木曜日。
逗子から半蔵門まで1時間半のドライブを予測していたら、以外にも1時間で着いてしまった。
首都高の渋滞表示板は、霞ヶ関辺りに僅かな赤いラインがあるだけでガラガラ。
国会議事堂へ曲がる角では警官が暇そうにあくびをして、脇の草むらには、伸び放題の帰化植物が風に揺れている。
なんて穏やかな平日だろう。
友人を降ろして、今日の用事がある青山へ。
車をパーキングに入れて、時間つぶしに246沿いを歩いてみた。
確かこのあたりに昔通った音楽教室があるはず。窓を見上げようとして、一瞬戸惑う。
ない!
ビルは姿を消し、代わりにぽっかりと大きな青空が広がっている。
そして気付いた。
ちっとも穏やかなんかじゃない。ここにあるのは不況の青空だ。
恐慌という怪物が、トウモロコシをかじるように.建物を食い散らかしていく。
迷惑な渋滞が何だか恋しい2008年10月9日。
街の元気がどうか明日は帰ってきますように。
コメント
なんか、文字バケしてます最近…「促」「造」とか…コメント打たれた時間に地磁気に乱れが生じたのかも知れません。教えて頂きたいのですが失礼ながら障害を持たれた方にはどのようなお返しの文章が喜ばれましょうか。ノンスルーの織田先生なら…と考えてみてみるのですが…恐らく御父様と似た状態の婦女子だと思われます。宜しくお願い致します
muha様
その方がどの程度の障害を持たれているのか分かりませんが、とても大切なことがあります。
その方が元気でいた頃の尊厳を支えてあげること。
なぜなら身体が不自由になっても、心は不自由ではなく昔のままだからです。
「あなたが居た場所に早く帰って来て下さい。」と、周りがその方を必要としていることを伝えます。
父の場合で言えば、読解力はかなり衰えましたので、「読み上げてくれ」と私に頼みます。
肩を並べて一緒に目を通せる大きな文字で、声に出してソフトな響きになる文章が効果的なようです。
早々のお返事恐れ入ります。ネットの上だけのコミュニケーションなので詳細はわかりませんが、起き上がることも不自由、関節の痛み、意識朦朧等、一日々々が精一杯な印象が見受けられるのです。午前3時過ぎに「こんにちは」とくるのも…複雑な心理面と体調にハーモナイズさせることがタダ事でないことを痛切に感じました。敬語の類の不束な辞、お許し下さい。山猫輩
都会の中にこんな綺麗な青空が見えると、なんだかホッとしますね。
慌しく日常を送っている合間に見る青空や星空は心の濁りを取り払ってくれるような気がします。
私は基本的に土日祝日休みなのですが、たまに平日に休みを取り、一人の時間を満喫します。ランチは人ごみは嫌なので、近場の公園に行きお弁当を食べ、ファッション誌を読みながら、一人を楽しむんです。
最近では、営業マンやOLも集まってくるので、落ち着かない時もありますが・・・。
marie様
そうですね。
今まで私は、都会の空とはビルに切り取られた四角い空だと思っていました。
ここまで自由な空を見たのは久しぶりです。
その反面、消えたビルにいた人たちは何処に行ったのだろうかと・・。
marieさんの町は人に優しいのでしょうね。
でも東京は時として人に残酷です。
yuri様
「東京」この言葉に憧れる人々は何十年も前から存在します。私にとっても憧れの町です。
表参道や新宿のようにお洒落な店が沢山あったり、セレブが行き交うような町は誰もが一度は行きたいと思うはず・・。しかし、右も左も分からずに行き、騙されたり犯罪に巻き込まれやすいのが怖い所。(携帯小説のような世界)
私の住んでいる東北の町でさえ、様々な誘惑が沢山あります。休日に公園や田んぼを見ている限り、何の問題もなく見えますが、一歩繁華街(夜の飲み屋街)に出れば、ワクワクもするけれど、誘惑や魔の手は都会と変わらないと思います。
こんにちは。銀座のお話はLIVEDOORからの移籍、引き抜きだったのでしょうか?ブログ業界もニューヨークと似たり寄ったりかも知れませんね。あすこにだけはよしたほうがよろしいかと‥‥
昇進モン様
ご心配ありがとうございます。
幸か不幸かLIVEDOORではございません。
ひたすらわが道を歩く日々でございます。