ツイてる!と思えばツイてくる

広告

この2日間、ゴルフ&温泉の旅に行ってきた。9月の葉山国際CCに続いて、11月は下田CC。日曜日の朝5時半に逗子を出発して、眠い目をこすりながら伊豆の秘境へと向かう。天城峠を抜ける3時間半のドライブなのに、到着したとたん背筋がシャキーン。ビギナー脱出が私の悲願である。

下田カントリークラブ 下田カントリークラブ2

今回はOBこそ減ったものの、バンカーに泣かされた。ドライバーショットが決まったと思えば、ボールは吸い寄せられるようにバンカーへポトリ。鬼の敵のようにサンドウェッジを振ると、バンカーの顎に跳ね返ってコロコロポトッ。焦れば焦るほど、脱出不可能になっていくのである。

ゴルフはメンタルなスポーツだという通り、プレッシャーに弱い自分を思い知る。穴があれば穴に、池があれば池に、ボールに磁石でもついてるのかと思うほど、引き寄せの法則が乱発するのだ。

しかし有り得ないラッキーを引き寄せるのも、私の特技である。飛ばし過ぎてOB確実だったアプローチショットは、バンカーの顎にカコーン、カコーンと当たってグリーンの度真ん中へポトリ。「何事が起きたんだ?」と、周囲が目を丸くするミラクルプレイはまるでアニメのようだった。

下田カントリークラブ3
ツイてる!と思えばツイてくる。ラウンドを終え、宿泊先の下田プリンスホテルでもラッキーな出来事が待っていた。温泉に浸かり、海鮮鍋でお腹を満たした後、さあて何をして騒ごうか。施設内に50人ほど入れるステージ付きカラオケコーナーがあるのを見つけ、4人でミニ宴会をすることになった。

フロントに予約に行くと、通信カラオケ歌い放題で2時間につき1名500円という安さ。スタッフのサービスがない代わりに、飲食物はご自由にお持込下さいという放任主義。部屋で飲もうと買い込んでおいた酒とつまみをさっそく持ち込み、貸切状態でひたすら歌いまくった。

約束の2時間が過ぎても、他のお客が来ないのでさらに延長。リモコンを回し合いながら、レパートリーが無くなり喉がガラガラになるまで歌い続けた。延長分は1人250円におまけしてもらい、3時間半を4人で合計3000円という、ホテルとは思えない超リーズナブルな夜を満喫したのである。

下田プリンスホテル
伊豆はあくる日も、半袖で歩けるほどの暖かさだ。七滝温泉郷で露天風呂巡りをして、修善寺で蕎麦を食べて、沼津から東名高速へ。帰る段になって急に寒くなり、ポツポツと降り出した雨に「私たち、ツイてたね」と喜び合う。そうそう、それでいいんだ。マイナスの感情は要らない。

次回のゴルフは、きっとボールがバンカーを飛び越える。ツイてる自分を信じることからラウンドを始めようと思っている。

コメント

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました