ファッションだって地産地消

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女性にとっての必需品は、お財布やコスメ、携帯などが入るデイリーバッグ。いちいち詰め替えるのは面倒なので、どんな服装にも合う小ぶりなサイズが理想である。

私は去年までコールハンのミニショルダーを使っていたが、今年からは友人にセミオーダーした赤いバッグがお出かけのお供となった。作者は逗子のバッグデザイナー、吉岡克さんだ。以前は葉山マリーナにサロンがあったそうで、吉岡ブランドとして全国に昔からのファンが多い。我が家の近所に引っ越してきたことから親しくなり、鎌倉のブティック「麻衣布」での弾き語りライブなどにも招いて頂いている。

12月に麻衣布で新作発表会があった時、一目惚れしたのが今回のバッグ。ファスナーポケットを増やしたり、外側にスマートフォンとiPodが入るように加工したりのセミオーダーをして、年明けに完成品を届けて貰った。

吉岡さんのバッグ1 吉岡さんのバッグ2 吉岡さんのバッグ3

何よりも利点は軽さ。赤黒が混じった毛皮と、品のいい赤の皮使いが大人っぽい。昔はそれと分かるブランドバッグばかり持っていた私だが、今はブランドが目立たない上質なものを好むようになった。エルメスのバーキンも出番は月に1回程度。ルイ・ヴィトンのモノグラムに至っては、ルコというトートバッグがポケットの数が多くて便利なので、LVマークを我慢してビジネス用に使っているのみだ。機能性で上回るものがあれば、すぐにでも引退させたいのが実情である。

円高ではあっても海外ブランドは出来るだけ除外。地元で生産されたものを地元で消費する地産地消を、食料品だけでなく、腕のいい職人さん・技術者に対しても心がけたい。生活にまつわるもの、例えばネット関連のサービスだって、地元で頑張ってる業者に依頼して、市の税収入を増やすべきだ。

少子高齢化が進んでいく上に、国から無理難題の税負担を強いられている市町村。選挙の時だけ腰の低い政治家任せにするのでなく、今自分の立場で協力できることをface to faceで取り入れていきたいと思っている。

コメント

  1. ベリタリア より:

    明けましておめでとうございます。

    素敵なバックが納品されたんですね、色がフェミニンで機能的、i-podとおそろいですね。素敵。
    こういった自分だけのオーダーって嬉しいですね、もう皆が持ってるバックの魅力ってなんだったのかと私も今更のように数だけ揃った古いブランドバックを眺めては手に取る気がしません。
    『少子高齢化が進んでいく上に、国から無理難題の税負担を強いられている市町村。選挙の時だけ腰の低い政治家任せにするのでなく、今自分の立場で協力できることはする。』とても共感できます。 やっぱり地元、まずは足元からです。

  2. yuris22 より:

    ベリタリア様

    新年おめでとうございます。
    今夜は赤いピーコートに、このバッグを持って出かけました。ブランド品ではないけれど、みんなに素敵と言われることが嬉しかったです。私だけの一品物。石を投げれば当たるルイ・ヴィトンとは違い、同じものを持ってる人には出会いません。妄信的なブランド信仰は、そろそろ終わりを迎えている気がします。

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