擬態は昆虫だけじゃない

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「動物が、攻撃や自衛などのため、体の色・形などを周囲の物や動植物に似せること」を擬態という。(Yahoo辞書より引用)
小学校の通学路で、北風に揺れているミノムシを発見するたびに、つついて遊んだ思い出。裸んぼうになった樹木の枝にぶら下がった蓑は、子供の目にも冬の風物詩であったが、最近は見かけることが少なくなった。

しかし擬態は昆虫だけではなく、そこいらの猫も心得ていることに気付いた。うっかりしていると見過ごすくらい、オブジェとして周りに馴染んでいる。

擬態その1・切り株の上で石庭風に(材木座・光明寺にて)
材木座の光明寺にて
擬態その2・崖の草薮に紛れて(逗子市小坪の遊歩道にて)
逗子市小坪の崖にて
擬態その3・皮のソファーでウトウト(我が家にて)
我が家のソファーにて
その3はもちろん与六。みごとに同系色だ。
「テレビを見るんだから、座らせてちょうだい」とお願いすると、面倒臭そうにちょっとだけ端に寄ってくれる。取引条件として喉やお腹をマッサージすることを要求し、テレビに夢中になって手が止まるのを許してくれない。顔もでかいが、態度もでかい擬態である。

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