二度と行きたくない店2

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ウェスティンホテルのレストランの従業員が、有名人の来店情報をツイッターにリークしたことが波紋を広げている。それも「今夜は2人で泊まるらしいよ」との書き込み。ホームページには総支配人からのお詫びが掲載されているが、顧客の守秘義務に関して最も厳格であるはずのホテルが、スキャンダルの発信源になったとは世も末だ。

こんな大きな出来事ではないが、私も2週間ほど、ある店に対してかなり腹を立てている。しばしば通っていた立飲み屋の店主が、常連のAさんと私がデキていると他の客に喋った。
「猫の話をしてイチャイチャしてたよ。あの二人は付き合っている」と、事実無根のシーンを勝手に作り上げて、店内で噂したのである。客のプライバシーには口をつぐむべき店主が、早とちりをベラベラ喋る行為は信頼を失くす。今までブログで宣伝もしたし、友人たちも紹介したけれど、もう二度と行かないことに決めた。当人は「Bさんから聞いた」と責任転嫁しているが、さらにお客を巻き込むことで不愉快さは広がっていく。

そう言えば一昨年のブログに「二度と行きたくない店」という記事を書いた。店主の奥方が「あの女は男を探しに来てるのよ」と、下衆の勘ぐりをしたことに猛烈に腹が立ったからだ。女が一人で飲みに行けば、男漁りが目的なわけ?この居酒屋が今はどうなってるか知らないが、客の中傷や噂話をする店には、自然と他の客も足が遠のくはずである。

そもそもスキャンダルのどこが面白いのだろう。誰と誰がくっ付こうが別れようが、知ったところで人生の何の役に立つのだろう。自分の頭のハエを追え!だ。

ウェスティンホテルの従業員は、あっという間にネットの晒し者になり、氏名や学校、顔写真まで出回った。当分は近所を歩くことも出来ない生活が続くだろうが、たった一言、たった一行に重責が付きまとうのを知るべきだ。天に向かって吐いた唾は、自分の顔に落ちてくる。

コメント

  1. muha より:

    こんばんは。身から出た錆びなのでしょうか…他人の口に戸は建てられないとでも申しましょうか…サービスの在り方も変容してきているのかも知れませんね。宣伝効果が持て囃される世代みたいで…雑踏でプライバシーは贅沢の極みでしょう。頭の上の生き物もトンと見掛けられなくなりましたね。まずはスタッフに信頼措いてから利用したいものです。

  2. marie より:

    二度といきたくない店ですか・・・。
    今から7年くらい前でしょうか。
    私が愛用していたコスメのエステに週一で通っていたのですが、社長の約束の物忘れの酷さに腹が立ち、行くのをやめた事があります。

    エステの予約時間いないことが多発し、買うと予約してた商品を他のお客さんが来たから売ったとか・・・続き、キレて行かなくなりました。

    そんな風に、せっかく才能とか地位があっても約束を守らない為にお客を失うなんてもったいないですよね。

  3. yuris22 より:

    muha様

    別の見方をすれば、スタッフも楽しみながら仕事してるってことでしょうか。皆さんお暇なんですね。

  4. yuris22 より:

    marie様

    約束を守らないとは、小学生以下の社長ですね。

    あと、言い訳するのもいけません。昨夜は会食のあと、二次会に行った店で「味のない」パスタが出てきました。それを告げると社長は「キッチンが不慣れなもので」とか「薄いほうがお酒のあとにはいいかも」等の言い訳ばかり。どうして「ごめんなさい」が言えないのかと、イラッとしました。

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