夜中に眼が溶ける恐怖、実は・・

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昨夜は生まれて初めての恐い体験をした。パソコンに向かっていると眼がショボショボして涙が止まらない。これは職業病なので驚きもしないが、右眼だけ涙がどろっとしてティッシュを当てても拭えないのである。鏡を見てビックリ、眼が溶けてる! 白眼を覆う透明な部分がゼリー状になって盛り上がり、コンタクトがずれたみたいな凸凹状態になっているのだ。

締め切りどころじゃない、原稿書き中止!慌てて眼帯を探したが無かったため、眼鏡にガーゼを張り付け簡易眼帯にして、右の瞼は閉じておけるようにした。夜中は眼科も開いていないので、残った左眼で症状のネット検索。すぐに見つかったのは「結膜浮腫」という初めて見る病名だ。多くの原因はアレルギーで、花粉の痒みなどで眼をこすった刺激によって瞼や結膜に浮腫を起こしてグロテスクに腫れるらしい。慌てて受診しなくても暫くすれば自然に腫れが引くと書いてあったので、アレルギー専用目薬を差して、とりあえず眼鏡眼帯のまま眠ることにした。

一気に春が来て、外は花粉の猛攻撃。宅配便の受取りでドアを開けただけで眼と鼻が最悪な状態になる。ベランダに出たい与六は何度も「ウニャ~ン」とお願いしにくるけれど、ごめんね、絶対無理!

そこに最高のお助けグッズを避難袋の中から発見した。2年前の福島原発事故の直後に購入したウイルス対策ゴーグル(FSC・FV)とWHO認定の抗ウイルスマスク(FSC・F-95A)である。これらで顔を覆えば花粉どころかPM2.5も侵入してこないはず。しかしスーツ姿に装着して都内へ向かう勇気はないので、まずはベランダで人に見えないよう腰を落としてデビューしてみた。

ゴーグルとマスク
与六は空を見上げトンビを眼で追いかけ、今日も幸せそうだ。しかしご主人様ヘは「誰だニャン?」と警戒モード。決して目を合わせてくれない愛猫には淋しいけれど、当分はこの重装備で花粉の季節を乗り切ることにしよう。

与六

コメント

  1. うなぎ より:

    外出すると大気が薄黒くかすんで見える。
    中国のPM2.5などの大気汚染物質が日本列島に流入した結果と思われる。
    肺などに疾患が生じるのが心配。
    日本の優れた公害防止プラントを輸出できないものだろうか。

  2. 的は逗子の素浪人 より:

    ゴーグルとマスク

    写真UP、UP、UP! please!

  3. marie より:

    びっくりです!
    そんなことってあるんですね。
    私も他人事とは思えないところあります。
    例年スギ花粉でくしゃみ、眼のかゆみで悩まされますが、眼が溶けたわけではないですが、アレルギー性結膜炎で眼をこすりものもらいになったことがあります。
    「目が溶ける・・・」勉強になりました。

  4. yuris22 より:

    うなぎ様

    インドも大気汚染が相当酷いですね。PM2.5分布マップを見ていると、アジアどころか地球が滅亡するのでは?と恐ろしくなります。今年は夏でもマスクをして外出するようになるのでしょうか。

  5. yuris22 より:

    marie様

    スギ花粉が治まったと思ったら、今度はヒノキ花粉。朝からくしゃみの連発です(;O;)
    友人が2年間かけて漢方薬で花粉症を治したと聞いたので、遅まきながら私もやってみようかな。でもPM2.5は漢方でも予防できませんね。

  6. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    ぜーったいにダメ!!!

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