無料ブログからWORDPRESSに引越すときのアドセンス申請とAMP設定方法

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個人がブログで月々の安定収入を得たいなら、下剋上のアフィリエイトよりも、Googleにお任せしたAdsenseがおすすめです。ただしAdseseの審査は年々ハードルが高くなっており、独自ドメインでしか申請できません。無料ブログを使っている方はWordpressに引越しを考えたほうが良いでしょう。せっかくならAMP対応も視野に入れると、Google先生が高評価してくれます。

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無料ブログから独自ドメインに引っ越すときAdsenseは?

ブログの引越しは想像以上にハード。私は6月13日にLivedoorの無料ブログからWordpressにシフトして、HTMLタグの置き換えなどの修正に追われています。Livedoorでは1,652記事も溜め込んでいたので、ちょっとした修正でも「塵が積もれば」の膨大な量なのです。もっと早く引越しておけば良かった・・。

もう一つ大変なのは、Google Adsenseの申請をやり直さなきゃいけないこと。私が3年前に「歳を隠すのをやめました」で申請したときは、一度合格すれば後は楽でした。「サイトを追加」ボタンを押してURLを入力するだけで、他のサイトを審査なしに足していけたのに、今はルールが厳しくなったのです。

さらに引越しはもっと大変。URLを変えることで失いたくないのは、12年に渡って積み重ねてきたGoogleの評価です。引き継ぎができるようにLivedoorブログはそのままにして、新ドメインに301リダイレクトでURL転送することにしました。だからと言ってAdsenseにお慈悲はありません。初めて申請する人たちと同じ条件で審査に臨まなくちゃならないのです。メリットはアカウントを一から作らなくて済むぐらいなものでしょうね。

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すでにAdsenseアカウントを持っている場合の追加申請

サイト追加の申請方法。Adsenseのメニューから「サイト」に進み、右上の青いボタン「新しいサイトを追加」を押すと、「まずはウェブサイトです」の画面が出てきます。登録するウェブサイトのURLを入力したら「次へ」のボタンを押して、サイトをAdsenseにリンクというページに移動。枠内に表示されたテスト用コードをコピーして、サイトの<head>~</head>内に貼り付け、完了ボタンを押せば審査が開始されます。・・のはずが、最初にURLを入れる段階でつまづく場合が多いんです。

新しいサイトを追加

サイトのURLには、例:example.comと書かれています。ここはhttp://もしくはhttps://も入れておいたほうが間違いないでしょう。

私は https://www.bunsho-de-kasegu.com の新規ドメインをURLの欄に入力して、申請用テストコードを張り付けて審査スタート。ところがたった30分ほどで報告のメールが届きました。「審査の結果、残念ながら、現時点ではお客様のサイトに広告を掲載することはできません。サイトに広告を表示できるようにするには、問題を解決してください。」の不合格だったのです。

不合格

なんでこんなに早く?とAdsenseの「サイト」を見に行ったところ、「お客様のサイトにリーチできません」のエラー。すぐに気づいたのは、ホスティングのロリポップサーバに独自ドメインを設定したとき、サブドメイン設定に「www」を登録するのを忘れていたことでした。それじゃ幾らAdsenseがサイトにアクセスしても繋がらないわけだ~。さっそくサブドメインを登録。ロリポップでは.htaccessを設定しなくてもこれだけで、wwwあり・なしを統一してページが表示されるようなります。翌朝にAdsenseの再審査を申し込みました。

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アドセンス審査は新規ブログとドメイン引越しブログのどちらが早い?

実はこの大引越し作業の前、5月の連休中に新しく立ち上げたブログ「赤いやねの家」を、15記事が溜まったところでAdsense申請していました。そのときはURLの入力ミスもなく、6日間で合格。待っているあいだ気がかりだったのは、著作権が関係する詞やYoutubeの演奏などもアップしちゃったことですが、自分の作品だからでしょうか、特に問題は起きなかったのです。

合格後すぐにテスト用コードを外して、AMPの自動広告コードを張り付けました。Wordpressのテーマがマニュアルの少ないLIONBLOGだったので、かなり苦戦しましたが、何とかAMPエラーにならず広告表示されています(AMPについては後ほど書きます)。

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そして6月14日から審査をお願いした「文章で稼ぐ贅沢」ですが、新規ブログよりも遥かに心配の種が多かったですね。カテゴリーを見ると一目瞭然。ジャンルが多すぎてテーマが特化していない雑記ブログです。御法度と言われるアルコールの話は書いてあるし、グレーゾーンと思わしき語句はめちゃくちゃ沢山あるので、もはや修正する気力が湧きませんでした。隠し通してきた悪事がバレたみたいに、「たぶんダメ」とネガティブな気持ちでメールを待つしかない。痺れを切らしてAdsenseの「サイト」をクリックすると、「審査中」の文字が表示されたままの状態が続きました。

 

新規ブログは6日間で通ったのに、8日、9日が過ぎ、絶望的な気分になっていたところに、なんと本日6月23日、下記のメールが届いたのです。ラッキーにも「おめでとうございます!」でした。

合格

申請さえ通れば、あとは何度か経験済みの作業なので、淡々と行うだけ。まずはAdsenseの[広告の設定]ページを確認しに行きます。既に報酬を貰っているサイトの上部に、今回合格したbunsho-de-kasegu.comが「準備完了」になっていました。

サイト

Adsense自動広告には一般タイプとAMP自動広告の2種類

準備完了を確認したら、サイトのヘッダー部に貼り付けた申請用テストコードを外しに行きます。そして次のステップも気は抜けません。本番でどのタイプの広告を貼り付けるかが、将来の報酬額を左右するからです。私は自動広告と手動広告をミックスするつもり。また、サイトはAMP対応にしたいのですが、Wordpressのテーマによっては、AMP自動広告の設定方法が限られて難しいものがあるのです。

自動広告

 

AMPって何?と思われた方にちょっとだけ解説します。

AMP(Accelerated Mobile Pages)とはGoogleとTwitterで共同開発しているプロジェクト。モバイル端末でWEBページを高速表示する仕様です。

通常WEBサイトを見ようとクリックすると、HTMLを読み込んで表示するまで時間を要します。そこでHTMLをあらかじめGoogleやTwitterでキャッシュしておき、読み込む時間を大きく削減したのがAMPです。

私がなぜAMP対応にしたいのか。Googleは7月1日から、新規サイトはモバイルファーストのインデックスをデフォルトにすると発表しているからです。これからのSEOを考えたら、高速で表示されるAMPにして、AdsenseもAMP広告にするのが妥当でしょう。5月に設定した「赤いやねの家」のGoogle Analytics報告を見ると、PCよりモバイルで見る人のほうが圧倒的に多いし、モバイル検索ではニュースサイト用のカルーセルに画像付きで表示されるメリットがあるのです。

一方で、2020年の春から商用利用が予定されている5Gになれば、AMPは終わるという説もあります。でも私はオンタイムなことは取りあえず試したいので、今がいちばん速いAMPで収益アップを目指すつもりです。

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AMP対応の無料テーマCocoonでの自動広告設定

ここからはAMP対応、Wordpress無料テーマのお話。「赤いやねの家」はLIONBLOGにしましたが、AMP広告の設定が限定的です。そこで「文章で稼ぐ贅沢」ではもっとAMP仕様が優れているCocoon(Simplicityの後継)を選びました。SEO・高速化・モバイルファースト最適化済み。説明が分かりやすいマニュアルだけでなく、ユーザーがこぞってカスタマイズ法を発表しているのも魅力のひとつです。

 

Adsenseページの自動広告にはAMP自動広告のスクリプトと広告コードが載っていますが、Cocoonはそれらを使わなくて構いません。まずはCocoon設定から広告タブを選択。広告設定で「全ての広告を表示」にチェックを入れます。次にアドセンス設定で「全てのアドセンス広告を表示」にチェック。広告コードの欄には、好みのタイプのレスポンシブ広告コードを入力します。この中に入っている「ca-pub-×××××××」のIDをCocoonは認識して、自動でも手動でもソースに入れ込んでくれるのです。なんて賢いんでしょう。

Cocoonの自動広告設定

アドセンス表示標識の「アドセンス自動広告のみ利用」を選択すれば、ソースには自動広告のスクリプトが入りますし、「マニュアル広告設定」を選択すれば、ソースには広告コードに貼り付けたスクリプトが入ります。他のスクリプトを入れたいならウィジェットを利用すればいいのです。私は「自動広告とマニュアル広告を併用」にして、広告の表示位置を選べるようにしました。

ここでトラブルが起きるとすれば、スクリプトタグが入っている広告コードを載せることで、保存時に403エラーになる可能性があります。その際はホスティングサーバのWAFを無効にするか、プラグインの「SiteGuard WP Plugin」をインストールして、WAFチューニングサポートを選択。WAFの除外ルールを作成すれば403エラーが消えます。何を除外するかはサーバのWAFログを見て、除外された「xss-tag-1」といったシグネチャーをルール追加してください。

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残るは肝心のAMP対応。Cocoon設定のAMPタブを選び、「AMP機能を有効化する」にチェックを入れます。これだけでAMP自動広告も勝手に設定してくれます。PCのブラウザやスマホ画面からAMPテストもできるし、Cocoonは無料だなんて信じられないほど高機能なテーマだと思います。

AMP設定

 

それにしても私は、ネット関連のマニアックな話と、言葉を操るライティングの話を交互に書いていますよね。デジタル頭とアナログ頭が同居しているようです。いつもお読みいただいてる方には混乱を招くかもしれませんが、自分自身の忘備録でもありますのでご容赦くださいね。

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