メールアドレスがブラックリストに登録される理由

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仕事用のメールアドレスが月曜日から使えなくなった。受信はできても送信ができず、エラーメッセージにはクライアントホストのIPアドレスがspamhausによってブロックされたとの文面。spamhausとは世界に広く利用されているPBLの一つで、PBLとは迷惑メールの中継・発信元のIPアドレスをまとめたリストだ。

私は迷惑メールなど発信した覚えがなく、すぐにホスティング契約をしている「さくらインターネット」に電話で問い合わせてみた。担当者の返事は「調査してspamhausに取消依頼を出すので、専用フォームに詳細を記入して送ってください」とのこと。復旧までには2~3日かかるそうだ。

PBLに登録された原因を聞いてみると、共有ホスティングサービスの場合、同じサーバーを使う他の契約者が発信した迷惑メールから、同居する他のユーザーのメールアドレスもスパム扱いされてしまうケースが多いという。だからといって専用サーバーを契約するほどの企業でもない規模では、仕方ないと泣き寝入りするしかないのか。

3日経った今でもメール送信はできず、さくらインターネットからは何の連絡もない。他社へドメインの引っ越しをしようかと考えつつ、迷惑メールの弊害に頭を悩ましている。

追記: 11月4日
メール不具合調査依頼に対し、ホスティング会社からやっと6日目に回答が来た。
内容は「本件につきましてご提供いただきました情報を基に、該当サーバ内の調査を行いましたところ、ご利用サーバ内にてブロックリスト登録等の要因となりうるであろう状況を確認しましたため、弊社にて該当するユーザに対応を行いました。(中略)恐れ入りますが、受信サーバ側におけるブロック解除等が行われますまでしばらく様子をみていただき送信をお試しくださいますようお願いいたします。」とのこと。
実にのんびりした対応である。

追記2: 11月8日
やっと送信メールが復活したと思ったら、またspamhausでダウン。4日しか持たなかった。こんな酷いホスティング会社は初めてだ。

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