昨日に続いて引越しシリーズ第2弾。
段ボール箱に荷物を詰めながら、迷うのは持っていこうか捨てようかの選別だ。
10年も袖を通していない服。いくらブランド物だってオークションに出しても売れないだろう。これを機に潔く捨てなくちゃ。
日に焼けた文庫本。取って置きたい本を選んでいたら読みふけってしまうので、眼をつぶって捨てなくちゃ。
棚の奥にしまっておいた貰い物の食器やグラス。趣味が悪いものは誰かにあげても迷惑。燃えないゴミで捨てなくちゃ。
ゴミ袋が積まれていく中で、どうしても決断がつかないものが残った。
昔ラジオドラマを書いていた頃、毎週録音したカセットテープだ。今時ラジカセを聴く人も少なくなってきただろうが、音は捨ててしまえば再生不可能。
いちいちMDに録り直すのは面倒だし、かと言ってこの大きな段ボール箱を引っ越すたびに持ち回るのも邪魔くさい。
さらにまた悩むものが登場。歌詞や脚本など手書きの原稿だ。
ある時からワープロを使うようになり原稿用紙の束を積むことはなくなったが、指にタコを作りながら枡を埋めた徹夜仕事が見て取れる。
ああこれはお正月にコタツの上で書いたっけ。ペンを置いて小休止、剥いた蜜柑が匂ってきそうで懐かしい。
ダメだダメだ、さっさと片付けなくちゃ。
心の思い出は幾ら増えても取って置けるのに、形になった思い出はどうしてこんなに悩ませるんだろう。
皆さんだったら捨てますか?捨てませんか?
コメント
先日は、楽しかったです!!
お忙しい中、、ありがとうございました。
片付けが、、中々進まない様ですね。
確かに、捨てないと、、と思いながら、、捨てられない物が沢山有りますね。
私も、親父が亡くなったら色々整理しようと思っていたのですが、、中々片付きません。
良く、こだわりを捨てよと、、哲学的に言いますが、、
こだわって生きて来た人生、、中々そうは行きません。
物欲、、こだわりを無くしたら、、本当に仏になってしまいます。まだまだ、、現世にしがみついて生きているのが、、私自身です!!
riemonさん
無くても生きていける物たちに囲まれて、私も物欲からは抜け切れません^^;
仏になるにはまだ早いですしね(笑)
銀座でのお茶、とても楽しかった!
利衛門さんのブログに、私とのデートという大きなタイトルが載ってたのにはビックリ。嬉し恥ずかし、でもありがとうございます。
逗子にもぜひ遊びにいらして下さいね。ディープな湘南をご案内致します。
十代の時に宝クジのキャンペーンガールだった柏木由紀子さん最近12チャンネルで見かけますが、その方の後援会に入っていて良く参加してました。その時のプロマイドやら後援会会員証があります。妻に捨てればと言われていますがまだ採ってありますよ。
何の価値があるのか自分でも分かりませんが、自分の過去を捨てる思いなのかな?何かに心を奪われるそれが青春だったのかなと、ふっと思いコメントしました。
ya!ya!ya!さん
柏木由紀子さんは、2人のお嬢さんも美しく育ちましたね。アイドル時代の写真を家族で見たりするのかな。
私はアリス時代の谷村新司さんを追っかけてましたが、さすがに今はちょっとです(笑)
「モノを保存」するのではなく、
大切な思い出ですから、捨てなくても良いのでは?
人によっては「心に刻んだ」から不要って考えも
有るようですが。
物持ちがよい(吝嗇)な私は、一生持ち歩くモノが
沢山ありそうです。>いつかの本の様に女房に破棄されなければorz
こまちゃん
「吝嗇(りんしょく)」とは難しい言葉をご存知なのですね。ケチよりは格式が高そうな気がします。
で、私は未だ捨てられず迷い中。
「吝嗇(りんしょく)」 勉強になりました。
私も捨てません、いやぁ~捨てることが出来ません。
私など何も残すことは無いのですが、だめですね、
結局「何でも集めたいコレクタ症候群」ですね。
管理様の様に、特に創作活動で生み出したものは「自分の分身」ですよね、捨てることはありませんよ。
特に生原稿、生テープは貴重です、「記念館」が立つまでもって行きましょう。
ゴミと思った物でも引き取り手はいますので、もしお時間があれば 慈善団体や教会等に聞かれたらどうでしょうか? 「引き取りに来て頂く」という条件で。
地方では、小中学校がバザーをやる時が有りますね。
たそがれ様
記念館は地球が逆立ちしてもあり得ませんが、そうですね、取っておきますか。
最近は分身たちもPCやDVD内に収まってくれるので助かります。
そういえば転居先近くの公園で、よくフリーマーケットをやってたような。まだ使えそうな不用品を並べて、日がな一日お客を待つのも楽しいかもしれませんね。
私は、次々と意地になるくらい捨てました。そうしないと、次の自分が始まらないと決意したからです。今では、あ~ぁ、捨てなきゃよかった。と思う品もありますが、物が無いとわかっている分、「思い出」が鮮明に残るようになりました。むしろ思い出が蘇ってきました。・・・がんばって下さいね。
リハル様
>物が無いとわかっている分、「思い出」が鮮明に残るようになりました。
>むしろ思い出が蘇ってきました。
災害で全てを無くしてしまった方に比べたら、私なんか贅沢な悩みですよね。
新しい旅立ちに向けて、シャキッと頑張ります!
引越しのときの荷造りは悩みますね。
わたしも三月末に引越ししまたが、自分のものはほとんど捨てました(笑)。
でもどうしても捨てられなかったのが、子供たちがこれまで学校で作った絵や工作、作文といった作品たち。
思い切って処分しようと思うんだけど、見ていると涙がでちゃうんですよ。
へたくそなクレヨン画をみては、あんな頃もあったなあ。。。(涙)と。
二人の子供たちは中学と大学生だし、健在なんですがね^^;
キョーコ様
きっと2人のお子さんは独立して家を離れる時に、キョーコさんが大事に取っておいてくれた作品たちを見て感激するでしょう。
拙い絵であるほど懐かしいものです。
私なんか自分のものばかりなんだけど、捨てられません(;_;)