新しい年が近づくと、占いが気になる。
本やネットではなく本物の声をと、算命学の先生に観て頂いた。ちなみに算命学とは中国最古の統計占命学で、四柱推命、九星学、気学などもここから派生している。
生年月日と性別、住所(都道府県)を告げると、導き出したデータをプリントアウト。
命式(運命の図式)の骨格ともいえる十干が、年柱・月柱・日柱の3列で表示されている。
これによると私の守護神(良い運勢)は「甲庚」、空亡(天中殺)は「子丑」であり、年運を示す欄には2008-2009年は天中殺だと書かれている。
天中殺ねえ・・。いぶかしげな表情を察したのか、「何か思うところが?」と質問された。
実は四柱推命から生まれた六星占術でも、大殺界と言われる年が外れまくっているのだ。
大運の欄を指して、先生が答える。
「あなたは5歳までに大運天中殺が終わってますね。こういう人はお腹の中に居るとき、お母さんが悪い運を持っていってしまってるんです。だから年運に天中殺が巡ってきても、大した影響は受けないんですよ。」
とりあえず来年再来年は転居などせずに腰を落ち着けて、じっくり物書きに励んでいれば、大成功が訪れるとサジェスチョンをくれた。
作家がベストセラーを書き上げるのは、天中殺のときが多いのだそうだ。
それにしてもまた疑問が湧く。
生年月日、血液型、氏名が同じ人は同等の人生を歩むのだろうか。
織田信長の有名な話。
生まれた生年月日、時刻も同じ人物を探してみたところ、対照的な1人の極貧の男が見つかった。ところが彼は「上様とはたった1日違うだけ。大差ありません」と答えたのだ。
上様は過去の宿命により今は天下をとっているが、明日はどうなるか判らない。だから今日1日だけが違うのだという説に、信長はいたく感心して褒美を与えたという。
そうなのだ、宿命と運命とは違うはず。
数字によって割り出された統計(宿命)を頭に入れながら、運命は自分で「運んで」いくもの。
リズミカルに潮が満ち引きするように、人間だって幸運・不運が交互に巡ってくることもあるだろう。人生の大地震は来るか来ないかわからないけれど、「備えあれば憂いなし」に超したことはない。
当たるも八卦、当たらぬも八卦とは上手く言ったものである。要は自分次第ってことなんだな。
コメント
とある占い師の先生に1日かけて四柱推命の説明を受けましたが、
もう覚えていません。
表みたいなもの見ながら説明されて感じたのは
基本は同じで見方と読み方で変わるということかな?
私も’07,’08,’09と悪いそうです。
特に’08は最悪で一言で言えば「動くな」と言う事のようです。
でもねぇ「動くな」と言われてもジタバタするしかないし空回りしても何かしないと結果は出ないし・・・
いやはや???困った (++;)/ チュー
でもやりたい様にやった結果なら受け入れやすいなァ
ケッセラ~セラ~!!!
ゆりさん、お久しぶりです、と言っても覚えておられないと思いますが・・・・。
数年前、10年の大殺界が明けたと知りました。
振り返れば、確かに大変でしたが、実際知らなくて良かったと思いました。
10年間もの大殺界だと事前に知っていたら、頑張れなかったかもしれないと少し怖ろしくなりました。
知らずにいたので、希望を持って頑張れました。
水星人マイナスの私は2008年1月より大殺界突入らしいです。
つまり、3年間、私のチョイ不幸、私のチョットの我慢で皆が幸せになれるってことなのでしょうか。
そういう気の持ちようもあるのかもしれませんね(笑)
ツネ2様
「天中殺」は必ずしも悪いことがおきるわけでなく、人によっては好機を
迎える場合もあるそうですね。
転ばぬ先の杖程度に考えておけばいいと思っています。
髪結いの亭主様
「動くな」とか「じっと耐えろ」とか、その期間が長すぎますよね。
12年周期のうちで3年間を棒に振るのも悔しいし・・。
でも、悪いことが起きたとしても「天中殺」「大殺界」のせいだと
諦めたくはないな。
今よりも上のステージに行くことを望みます。
しのぶ様
いらっしゃいませ。1ヶ月ちょっとぶりですね。
大殺界を知らずに過ごしたって、それこそラッキーでしたね。
私もホロスコープは「射手座」と「山羊座」の中間になるので、最初から
無視しています。
過ぎた日を振り返って、当たってた・当たってなかったとチェックするの
は面白いですけどね。
くまざわっ!様
うわ~、これから大殺界ですか。
今までがチョイ不幸だったんじゃ・・(^_^;)
少なくとも3年間はドゥの皆にネタを提供できるってことですね。