仏様のおへそに触れるツアー

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快晴の長野で目覚めた今朝は、ホテルの近くにある善光寺へ。
プロジェクトの成功を祈願しに、仕事仲間の総勢10名で参拝した。

仁王様
仲見世
山門
仁王門をくぐると仲見世通り。
小学生の夏に訪れた時は両側の土産物屋にしか関心がなかったけれど、今はその先に待つ山門に感嘆の声をあげる。金色の善光寺の文字を、江戸時代から今まで何世代の人々が見上げてきたのだろう。私も歴史の一員であることを感謝する。

無病息災
善光寺本堂

国宝である本堂には、日本最古の仏像「一光三尊阿弥陀如来」が安置されている。
宗派を超えてすべての人々を受け入れる如来さま。お年寄りも若いカップルも子供たちも、それぞれの想いに手を合わせている。

「仏様のおへそを触りに行こう。」
券売機で500円の内陣券を買い、一列に並んで「お戒壇めぐり」に出発した。

狭い階段を降りていくとそこは本堂の床下。光が一切射さない真っ暗な回廊が続いている。途中どこかに懸かっている「極楽の錠前」こそが仏様のおへそ。「秘仏」のご本尊と縁を結び、極楽浄土へ導かれる鍵だという。

ひんやりした壁を右手で探りながら歩いていくと、右にカーブ、また右にカーブ。
運が良ければ腰あたりの位置に錠前が見つかるはずなのに、あるのは延々と続く暗闇ばかり。何分経ったのか、いつ出られるのか、見えないことがこれほど怖いとは思わなかった。

閉所恐怖症度が限界に達したころ、「あった~!ここだ!」と前を進む誰かの声。
せっかくのご利益を後ろの人にもあげようと、錠前の在りかを手で伝える。
声から声へ、手から手へ、心から心へ、ぬくもりが伝わっていく。
そうか、分かった! ここは袖刷りあう人間同士、幸せの伝え方を知るための道場なのだ。

達成感に安堵して更にカーブを曲がると、闇はだんだん薄くなり外に出る。眩しい。
「みんないるかーい?」
苦楽を共にするバーチャルツアー。
光の中に次々と出てくる仲間の顔を確かめ合えば、例外なく誰もが人懐っこい笑みを浮かべていた。

コメント

  1. 風小僧 より:

    善光寺は、日本各地にありますね。
    岐阜県にも関市に、本山・長野善光寺と瓜二つ(ミニチュア)の関善光寺があります。
    そこの住職とは懇意にして頂き、お茶を飲みながら話をさせて頂いております。
    長さは短いですが「お戒壇めぐり」もあり、腰辺りにある錠前を触れてくるのです。
    春は桜が綺麗で、観光バスも来ます。

    何か戸惑いがあると、ふと立寄ります。
    その住職も今年でお別れとなりました。
    ご高齢の事が理由ですが、寂しいです。
    そんな思いで読ませて頂きました。

    ブログランキング・・・17位に上がっていました。

  2. yuris22 より:

    風小僧様

    関善光寺にも「お戒壇めぐり」があるのですね。
    ご本尊の真下にある錠前に触れたときは、まるで宝探しのような気分だったのですが、あとからじんわりと意味が分かってきました。
    行ってよかった!

    短い時間に沢山の感謝と、ひとつだけ願い事をしてきました。

    ブログランキングの応援クリック、ありがとうございます!

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