朱に交われば赤くなると言おうか、方言とは知らず知らず身に付いていくものらしい。3歳で愛媛県を離れ、ずっと神奈川県で暮らしてきた私には「○○じゃん」程度が自分の方言であった。しかし3年前に逗子市小坪に越してきてから、荒っぽい漁師言葉にどんどん感化されていく。
「おんのー!」
(意味:びっくりした)
「このケツメド野郎!ちょっぺいこと言うな!」
(意味:このくそったれ!生意気言うな!)
「おめ、でんぼだな」
(意味:お前、味音痴だな)
「しょんばた、かっぽっとけ」
(意味:波打ち際に放っておけ)
上記のような言葉が飛び交っていても何のその。いつの間にか参戦している自分がいる。
正月2日の小坪漁港、みかん投げ行事での笑い話。
漁船から投げられるみかんやお菓子を一番前でキャッチしようと、小さな子供が岸壁ギリギリに寄っていく。海に落ちたら危ない。すると友人のSくんらしき声がした。
「おめ、しょんばた落ちんなよーっ!」
何て下品な言葉を子供に使うんだろう。Sくんに教育的指導をしなければと怒鳴り返す私。
「あ~んだってぇ!このケツメド! 子供に『しょんばた』言うな~!」
しまった、負けず劣らずお下品だった。
すると間髪入れずに「ごめんなさいっ!」の声がする。
横並びを見ると、謝ったのは子供のお父さん。どうも見てもサラリーマンの風体だったが、小坪育ちには慣れ親しんだ方言なんだろう。隣のSくんは「てめ、俺じゃねーよ」とふてくされている。周りは大爆笑、子供は目が点、私は大恥であった。
ちなみにここ一年、小坪ゆうき食堂発の流行語は「やってんなー」
男女の仲を怪しむと冷やかす、「お前ら、できてるな」「エッチしたな」という意味らしい。最近は乾杯の挨拶までもが「やってんなー」で、意味不明の領域に達してきた。
漁師言葉を集めて本を出せと皆に薦められながら、これ以上染まって良いものか、第二の故郷に馴染んでいく暮らしは「こてらぁんねぇ~な」である。
コメント
い~い感じですね^^漁師言葉は私も大好き!
意味は分からないけどリズムがあります。
漁師で思い出しましたが例の歌は未だに答え待ち^^;
明日、返事がなければ此方から連絡しますので少々、お待ちくださいませ。
あっ、ごめんなさいm_ _m 公私混同のコメントでした。
P.S 実名改めハンドルネーム改名しました!
マジックリン様
おっ、知る人ぞ知るハンドルネームですね(^^)
名付けの主たちとワイワイ新年会を開きましょう。
方言では東北も負けてませんよ(笑)
「じょっぱり」(言う事を聞かない)
「ごんぼほり」(だだをこねる)
「はかがり」(帰る)
「まんま」(ごはん)
「け!」(食べなさい)
「たばご」(おやつ)
「がも」(男のアソコ)
と言った感じです。
他にも沢山あります(笑)
ちなみに私もかなりなまってます。
なので「しゃべらなければいい女」と言われます(笑)
marie様
東北の方言はまるで外国語ですね。さっぱりわかりません(^^;
寒い土地のせいか、あまり口を開かずとも言える言葉が多いような。
「まんま、け!」はエッチっぽいですね(笑) 今度使わせていただきます。
東北の漁師町で生まれ、
関東の漁師町で育ったσ(^ー^;)です。
>ケツメド野郎
大笑い!あまり使われる言葉じゃないですねw
クソッタレって訳もそのまんまwww
~だべ!って言葉も使わなくなりましたねぇ。
たまぁに、同級生と話したときに出て笑われますがw
こまちゃん
今夜も地元の新年会。書き忘れた方言が飛び交いました。
「うすばかーっ!」
『バカ』よりもっと、屈辱的な言い回しだそうです。さっそく頭にメモしちゃいました。
こんばんは!「日本全国の労働者諸君の皆さん。今日1日、本当に労働ご苦労さん」(男はつらいよ:寅さんのよく使ったセリフ)では、無いですが、<`ヘ´>・・不況で派遣の現場監督員で単身赴任生活をしているアラフォーの自分ですが、残業無しで帰宅する付近の登戸駅も静岡県東部地方の実家最寄りの駅にそっくり、工事予算の疑惑が感じられつつも、当建設会社サラリーマンの隠れ場所?:仕事が無いにしろ、こんな所で休憩ってか?仕事してるフリ?社長は知らないら?・・寅さん写真を貼ってみました。1言コメントと応援もよろしく頼む次第です。・・どうぞ!遊びに寄って見てやって下さい。
智太郎様
いらっしゃいませ(^^)
18歳のときのイケメン写真、拝見しました。頑張ってますね!応援します!