これからの故郷に暮らす

スポンサーリンク

夏の朝は、自然のコーラス隊が騒がしい。夜が明けるころ「カナカナカナ」とヒグラシの輪唱からスタート。やがて気温が上がってくると、アブラゼミのバックコーラスが加わり、ヒグラシが楽屋に引っ込めば、ミンミンゼミが力強い独唱で登場する。

カレンダーをめくって8月。管理人室にプール利用者の申請も出さないまま、夏は後半戦に入ってしまった。思えばこの季節は、去年も一昨年も誰かが隣にいたっけ。今は人の声がしない分、余計賑やかに聞こえるセミの鳴き声と、「早く起きてよ」と顔を舐めにくる猫の与六が友だちだ。でも感傷に浸るのはベッドから起きだすまでのこと。

今日の予定は夕方から、葉山マリーナで音楽イベント。クレイジーケンバンドやバブルガムブラザーズなどのライブにあわせて飲んで踊る一夜だ。イラストレーターの鈴木英人さんがまとめて押さえてくれたチケットで、陽気な立ち飲み屋仲間が集合する。

明日は11:00~20:00まで、逗子亀岡八幡宮境内の「まちハワマーケット」なるイベント。友人のレストランバー「海音」がブースを出店するので、ビールやフランクフルト売りなどのお手伝いだ。「終わったら儲けで飲むぞ!」に誘われて、気のいい逗子仲間たちが参加する。

「・・というわけで、今夜は飲み会に参加できませーん」と伝えに、ゆうき食堂へランチに行った。880円の生しらす丼を頼むと「これ、ゆり子先生の」と運ばれてきたのは、うわーっ!もっさり。右半分は生しらす、左半分はカツオ、メジマグロ、アジなどが山盛りで、隣の席のお客さんが目を丸くしている。マスターの心遣いに感謝して、夕食の分までお腹一杯になった。

生しらすその他モリモリ丼

こんなにもフレンドリーな友人たちに囲まれて、何の不自由があるだろう。白髪だらけになった老後も、1人2人は先に天国へ逝ってるかもしれないが、きっとこの状態で仲間付き合いが続いているだろう。「ゆり子先生」から「ゆり子ばあちゃん」になる日が楽しく思えてくる、これからの故郷である。

コメント

  1. こまちゃん より:

    >鈴木英人さん

    FMステーションって雑誌があって、そこに付録のカセットレーベル!
    集めてましたw
    絵も一枚もってます。懐かしいお名前です。

    絵の中に描かれる風が好きでした。

  2. yuris22 より:

    こまちゃん

    葉山マリーナのライブが終わって、立飲屋「三遊亭」でのお疲れ会。
    英人さんは皆に誘われて踊ってしまったと、ベンチシートに立っての危なっかしい踊りを再現してました(笑)
    今度会ったときに、私の友人が英人さんの絵を持っていると伝えておきますね。喜ぶ顔が目に浮かびます。

  3. 桐城孟雲龍 より:

    いい文書だね、流石に文書社長だ。

  4. yuris22 より:

    桐城孟雲龍様

    ありがとうございます。このブログは私的文章ですので、文書と呼べるほど正確ではありませんが、1人の人間が生きていく術を記しております。私の職業は継続こそ力なりの仕事です。

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました