あなたの町のタクシー屋さん

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逗子駅から自宅までタクシーで戻った。帰宅時にすることは毎度パターンが同じ。玄関で待っている与六を構ったあと、室内着に着替えてから、郵便物やメールのチェックをする。

ところが今日はトラブルが勃発した。ない、携帯がない!固定電話から着信音を鳴らしてみても、家の中は静かなまま。思い当たることは1つで、今日はポケットの浅いコートを着ていた。きっとタクシーのシートに滑り落ちたに違いない。

慌ててタクシー会社に電話して確かめると、案の定だった。さっき降りたところまで届けて貰うようお願いして待つこと10分。空車のランプが坂道を駆け上ってくる。ドアが開き、運転手さんが携帯を差し出して深々と頭を下げた。
「お客様がお降りになるとき、私が気がつかなくて申し訳ありませんでした。」
うっかり者は私ですと、こちらも一緒に頭を下げる。

この会社は配車センターも受け答えが丁寧だ。
「○○様、いつも大変お世話になっております」
「今、近くの○○団地に一台います。雨が強いようですので、5分ほどしたらお出になってください。」

乗り込んで行き先を告げると、次は運転手さんの番。口下手ながら「今日は寒いですねぇ」「○○通りに新しい居酒屋がオープンしましたよ」と、お天気ネタ、ローカルネタを探しては喋る。最初は相槌を打つのが面倒だと思っていても、徐々に引き込まれていくのは、お客を退屈させないように気遣う一生懸命な心が伝わってくるからだ。

不器用でもいいのだ。値引きしなくてもいいのだ。サービスとは相手を思いやること、礼を尽くす気持ちが伝わることだと教えてもらった「あなたの町のタクシー屋さん」である。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    そう言えば…
    最近拙者がタクシーを降りた後、家に入るまで待っているタクシーが多いなぁと思う。

  2. 華梨 より:

    気持ちの良いサービスを提供してくれる優良タクシー会社ですね。私は車中に買ったばかりのウィスキーを忘れたことがあり、運転手さんに連絡したら「次に近所を通るときに連絡する、届ける場合はタクシー代がかかる」と言われました。もちろん連絡なんて来ませんでした…。海外のサービスなんてこんなもの、チップを払わなければ良かった。

  3. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    もしかして、酔っ払ってるので途中でひっくり返るのでは?と心配してたりして・・。ウソウソ。責任感のあるタクシーですね。

  4. yuris22 より:

    華梨様

    チップを払って、その対応では頭にきますよね。歩合制だから、売り上げにならないことは行わないんでしょうか。少なくとも礼儀正しさについては、日本のタクシーは教育が行き届いているみたいです。ドライバーが喰うや喰わざるやの、雇用状況にも関係しているんでしょうけどね。

  5. maire より:

    一昨日、久々にタクシーに乗りました。
    PTAの懇親会でした。

    ここしばらくお酒を口にしてませんでしたが、飲みました。
    飲まれました(笑)
    グレープフルーツ味のハイボール、とてもおいしかったです。

    思わず、「ウイスキーが、お好きでしょ」と言う小雪が主演のコマーシャルのフレーズが浮かびました。

  6. yuris22 より:

    marie様

    グレープフルーツ味のハイボールってあるんですか。だとすればキウイ味~と所望してみたい私でございます。

    いつだったか、酔っ払いすぎた後に乗ったタクシーで「いい匂いがしますね」と言われたことを思い出しました。本当は「臭い女め!」と思っていたんでしょう。銀座から逗子まででしたが、耐えて戴いたことに感謝です。

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