梅雨明けのドライブ。仕事をさぼって三崎港に魚を食べに行った。
産直施設「うらり」に車を停めてドアを開けると、熱地獄みたいな猛暑。フラフラと町を歩く計画は中止して、目に付いたお寿司屋さんに飛び込んだ。
ちょっと高級感があり清潔そうな店内。が、ジトーッと蒸し暑い!しかも窓も閉まってる!
「暑くありませんか?」と板さんに訴えると「そうですよね~」とクーラーを入れてくれた。
せっかく三崎まで来たのだからと特上寿司を注文。確かにマグロは美味しいけれど、ウニ、イクラ、赤貝なんて他でも食べられる。
追加で焼き物を注文することにした。
「何か地魚はありますか?」と聞くと、きっぱり「ありません」の返事。
仕方なくマグロのカマ焼きを頼み、待つこと20分。
暑い。またもや暑い。クーラーのスイッチを切ったらしい。
メニューで顔を扇ぎながら汗だくでカマ焼きをつつき、早々に退散することにした。
どこへ逃げようか。そうだ!「にじいろさかな号」に乗ろう!冷暖房完備と書いてあったし、水の中は涼しいはず。
駐車場の脇で見つけた「半潜水式の水中観光船」というのを思い出してチケット売り場に急ぐ。
「台風の余波で海が荒れてますので、魚のいるところまでは行きませんが、いいですか?」
じゃあ何処へ行くんだ!? さらなる涼を求め、近くの喫茶店に避難した。
珈琲屋と看板の出た古めかしい建物。
入ったとたんに酸っぱいような饐えた臭いがして、カウンターで昼寝中のお婆さんが目を覚ます。夜はスナックやってますのしゃがれた声で「いらっしゃ~い」。
しまった、入らなきゃ良かった! でも引き返せない!
物置のような店内。埃だらけのテーブルにはテレビゲーム機。まさかインベーダーゲームじゃないだろうな。
安全そうな飲み物を探してコーラを頼むと、製氷機からグラスに入れた氷は霜だらけ。氷河期の氷だろうか。
ちょこっとだけストローで飲んで、キョロキョロしていると常連らしきおじさんが入ってきた。
「こうも暑いと年寄りがバタバタと死にやがってよ~」
「今日は誰の葬式?」
抹香臭い会話が聞こえてくる。ここも早々に退散した。
やっぱり来なきゃ良かった三崎。実は涙なくしては語れない悲惨な思い出があるのだ。
それは数年前の夏、スイカ畑での出来事。
話が長くなるので、明日のブログに持ち越しま~す。抱腹絶倒、乞うご期待!
コメント
三崎の寿司屋さんで食べた松和の鯖が忘れられないです。
こあがりの有る寿司屋さんで、港に面していて
地魚や珍しいのを次々と出してくれました。
マグロは三崎じゃなくて、築地の中ですよ。
安くて美味しい寿司屋が沢山ありますw
こまちゃん
三崎には馴染みの料理屋さんが幾つかあったんですが、どれも潰れてました。
数年前よりも換算とした町になってたのが寂しい。
飲酒運転取締りが厳しくなって、呑んで帰れなくなったせいかもしれません。
ちなみに築地は朝ごはんが好きです。もちろんアルコール抜きでね。
なまなましくて
思わず、笑いました・・・失礼。
管理様でも、あるんですね「ついてない」って。
「スイカ畑」 わっも楽しい思い出があります。
詩人たそがれ様
この日の「ついてなさ」は、最後にはワクワクするほどでした。
二度あることは三度あるって本当ですね。
仕事をサボったから罰が当たったのだ!
僕は毎日お茶汲みと皿洗いに精を出しています。
さんざんで暑い一日でしたね。仕事さぼったバツですよ、きっと。僕はこの日曜日も仕事です。がんばるぞー。
「にじいろさかな号」乗りましたよー。その日はちゃんと魚のいるところまで行ってくれました。海はそれほど綺麗じゃないけど、魚はよく見えました。
三崎はすぐに行けるのでよく行きました。まぐろは最近は三崎で陸揚げしているんでしたっけ?港にいくつか魚屋があって、そこでマグロの柵を買ってきて、厚めに切ってお酒でちびちびとってのがたまりませんね。
yuriさんはダイビングしますか?僕は大学生の頃のオープンウォーター取ってから数回しか潜っていませんが。ヨットもいいですよねー。あー・・・海行きたい。
亀吉様
私は毎日、赤ワインと芋焼酎に精を出してます。
たけぞう様
ダイビングは経験ないんですよ。だって泳げないんだもん。
否、息継ぎしなければクロールは出来ますが、平泳ぎは前に進みません。
ちなみに今日の材木座海岸は大波が押し寄せてます。
ウィンドサーフィンが猛スピードで走ってましたよ。