頑張れ!ウミガメの赤ちゃん

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5月に美味しい真竹の子を送ってくれた屋久島の友人から、またサプライジングなメールが届いた。本人の許可を得て、今回も本文を引用させて頂く。

「友達と夕日を見に浜に行った帰りに、偶然見つけた産まれたてのウミガメちゃん。
砂浜の穴の中で元気がない様子…。穴の外まで連れていってあげたら、元気にテクテク這って海に帰っていきました。
凄いよね、まだ赤ちゃんなのに一人で海に帰って、生きていくんだもん。
あったかい気持ちで帰りました」

さっそく動画を再生すると、目をクリクリ、足をバタバタ。ウミガメの赤ちゃんって何て小さいんだろう!生まれたての命が活動し始める奇跡が伝わってくる。

ウミガメの赤ちゃん


そういえば去年の12月、屋久島を一周したときに永田いなか浜で「ウミガメ上陸日本一」という看板を見つけたっけ。さっそくベージュ色のビーチをキョロキョロ見渡したが、動くものの気配はなかった。それもそのはず、アオウミガメの産卵のシーズンは5月上旬~7月下旬、孵化のシーズンは7月下旬~9月下旬なのだ。

永田浜
永田j浜2

NPO法人 屋久島うみがめ館」のサイトを見てみると、緊急報告のページにある折れ線グラフが気にかかった。
浜での見学者数が多い年は、孵化した子ガメが巣から脱出できる確率が低いという。
その原因は、巣穴が大勢の人に踏まれてしまい、卵の中で子ガメが死んでしまうこと。せっかく孵化しても見学者が掘り返したことによって、子ガメが穴から這い登れなくなって死んでしまうことが考えられる。

1993年に世界遺産に登録された島だというのに、お土産にと屋久杉の皮を剥いで持っていく観光客しかり、ウミガメの命を脅かすツアー客しかりの情けないマナー。屋久島住民の半分は、これ以上観光地化が進むのを望んでいないというのが納得できる。

今日は何匹の子ガメが海に向かって行くのだろう。絶滅が危惧されようと本能は力強い。
どうか友人が助けた一匹が、無事大人になって産卵に戻って来られますように。
そのときにはもっと環境が守られたビーチになっていますように。

木々も動物も、大きくても小さくても、若くても老いても、命はみんな美しい。

コメント

  1. 素浪人 より:

    浜に入った4WDの轍に阻まれ小亀が海に入れず死んだニュースを時々聞いたことがありますね。
    大切な命を守る為に、自治体も条例を作って立ち入り禁止のフェンスでも立てれば言いのなあ。

    この命を守ることは自分達の命を守ることだよね。

  2. yuris22 より:

    素浪人様

    子ガメ保護用ロープを張った外から、興味本位に産卵巣を掘り返す見学者たち
    がいるそうです。
    彼らは「エゴ」ツーリストですね。

  3. 波に乗るさかな より:

    マウイ島のほとんど遊泳客がいないビーチで素潜りを楽しんでいた時のこと。海草地帯を抜けるとそこは海洋生物のパラダイス。もちろん、大小の海ガメ君達も。
    でも、大きい海ガメ君に接近するとほんの少し恐怖を感じます。だって、口があまりに大きいから、パクってやられたらどうしようって。もちろん杞憂ですが(笑

    彼らが快適に暮らせるように、いつまでも青く澄んだきれいな海でありますように。

  4. yuris22 より:

    波に乗るさかな様

    モルディブに行った時、あまりの海の綺麗さに感激してシュノーケリングしました。
    でもさすがに海亀までは発見できなかったです。羨ましい!

    泳ぎが苦手な私でも、魚たちと戯れて一日中遊んでいられる天国でしたよ。
    地球温暖化の影響でいずれ沈んでしまう島では、思い出の中だけの天国になってしまうのでしょうか。

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