横須賀線で帰ってきた深夜の逗子駅。
ロータリーのタクシー乗り場には、ひゅんひゅんとミツバチが帰巣するかのように黒いタクシーたちが飛び込んでくる。
私の順番が来て乗り込むと、運転手さんがブルーのアロハを着ていた。
「かっこいいですね!」と思わず褒めたら、笑っちゃう反論。
「とんでもない。無理やり着させられてるんですよ。ほら、逗子は今『まちいっぱいのハワイアン』ってのをやってるじゃないですか。
去年もやってたんだけど、アロハなんかどっかにやっちゃったよって言ったら、これ着ろって社長に渡されてね。どうせならもっと高いのをくれってんだ。」
そうか、町ぐるみのハワイアン運動だったのか!
小坪の郵便局でもスタッフが全員アロハだったわけが分かった。都市銀行の緊張感はなく、預金窓口もまったりモード。来る人みんな顔見知りみたいな親近感が漂っている。
夏の逗子を歩いていて気付くのは、げんべいの「○げ」Tシャツとアロハ人口が多いこと。
駅前のスタバでお茶していたら、隣のお兄さんとお揃な「○げ」だった事もある。
顔を見合わせてニンマリ。海が近い場所ならではのユニフォーム・コミュニケーションだ。
さて今夜は逗子海岸の花火大会。
第50回記念とかで、ラスト10分は5,500発の日本最大規模フィナーレが見られるという。
終わったら椰子の葉の屋根が目印な「VAHANAS BAR(バハナズバー)」で、ロコモコとマイタイかな。
気分はハワイ人たちが、日に焼けた足にビーサンで集まっていることだろう。
コメント
こんにちは~
今日も東京は、あつ~うぃです(笑)
東京こそ、ハワイアン運動をして欲しい!!!
げんぺいのTシャツとビーサン。
カワイイ~ですねぇ♪
こうして、毎日・・
yuris22 さんの伊豆での生活を拝見してますと
もう東京にいるのがいやになります(笑)
besnow様
東京のモア~ッとよどんだ空気。
ビルからの熱気や車の排気ガスがミックスしてるんでしょうね。
こちらに帰ってくると、深呼吸できる幸せが待ってます。
かりゆしウェアではないんですねw
どうせなら国産のシャツでやれば良いのにw
>東京のモア~ッとよどんだ空気
昨日は新橋で実感しました。
こいち祭りを尻目に、明るい時間に立ち飲み屋へ。
安いし早い!(美味しくは無い)
何だか癖になりそうですw
こまちゃん
逗子にはいつも同じ顔ぶれが集う立ち飲み屋があります。
午後2時からオープンしてるのが人気みたい。
イラストレーターのS.E氏も毎日来てます。
もう いっちゃってる時間かなぁ?
「アロハ」は、ハワイに移民した日本人の着物が元祖と聞きました。
古くて価値のある骨董的(ビンテージな)アロハは、日本の着物柄らしい・・・うる覚えです。
詩人たそがれ様
私はプレスリーのレコードジャケットに載っているビンテー
ジのアロハと同じ柄のドレスを持ってます。
紅色のシルクに白いテッセン(クレマチス)みたいな花模様。
確かに着物の柄に似てます。
タクシー運転手さんの無理やりアロハも見てみたかったですね。
Manta様
本人は迷惑がってましたけど、見てる分には季節感が
あって楽しいです。
東京のタクシーにも広まって欲しいです。