アンチ流行とベーシック

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この数年間、美容院の暇つぶし以外では女性ファッション誌を見ていない。気になるアイテムが載っていても買いに行く気が起きず、およそ流行には興味が無くなった。

高級海外ブランドであっても、派手なデザインの服は結局着ない。ドルチェ&ガッバーナ、プラダ、グッチ、フェンディ・・等々、ネームタグに後ろ髪をひかれた服たちを、衣替えをきっかけに大処分。友人・知人たちに持って行って貰った。風通しが良くなったウォーキング・クローゼットには、何年も着続けているアンチ流行の服たちが残っている。

ブランド離れ、アンチ流行はマイブームかと思っていたら、世界的な傾向らしい。LVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)のベルナール・アルノー会長によれば「経済危機が訪れて、派手に着飾る時代は終わった」そうで、オートクチュールの象徴だったクリスチャン・ラクロワやエスカーダも破綻した。

価格を下げたりセカンドラインを出すといった不況対策では、客は戻ってこない。2010年5月5/12日号のNewsweekによると、09年に世界の高級品市場は史上初めて縮小。業界全体の売上げがアメリカで10%、世界全体で8%落ち込んだという。しかしその中にあって売上げを伸ばしたのがエルメス。09年第4半期の売上げは11%増で、南北アメリカ大陸では20%増という大幅アップだ。

老舗ブランドであるエルメスの一貫した姿勢は、高価でも流行に左右されない一生ものを売ること。私はベアンという二つ折りの財布を愛用しているが、乱雑な扱いに耐えて10年近く現役だ。ステッチがほつれた時は修理に出し、工場から戻ってくるのに3ヶ月ほど要しても、綺麗に復元されているのはさすが職人技。一生使える質の良さと、顧客を一生大切にするサービスが付随していれば、定価20~30万円の価格もやがて元が取れる。

自分たちの一番得意なことに専念するブランドは強い。買う側も自分に一番似合うベーシックを、ぶれずに持ち続けなくては。流行の服やヘアスタイルから遠ざかっていても、おしゃれだねと言われる大人の女でいることが理想である。

コメント

  1. 流行を追わず、自分流を磨きたいです。
    かと言ってあまりに突飛な格好は嫌ですが。
    50歳を過ぎた時に格好良い男になっていたいです。
    あとまだ8年はある。
    まずはこの重力に負ける軟弱な腹に活を入れる所からだな(笑)
    *メタボでは無い。

  2. marie より:

    流行はここ3年ばかり変わってないものもありますよ。
    フリル系は不滅のようですよ。
    よく考えてみたら10年近くフリフリは流行の最先端かもしれません。
    今年は花柄スカートやチュニックにデニムジャケットやデニムシャツ、カンカン帽(麦わら帽子を小さくした感じ)が流行のようです。
    よくショップのお姉さん方が同じ服装でいます。
    それをそのままコピーしたかのような女性も見かけますね(笑)
    スタイルも良くかわいいのですが、個性がないのはつまんないと思います。

  3. yuris22 より:

    湘南ミヤウチ様

    太っても痩せても(腰ラインの上下はありますが)、Levi’s501は私の人生で定番のジーンズです。ジーンズを格好よく履くためには、引き締まったお腹とヒップアップは必須条件。今のサイズよりもっとユルユルになるため、必殺努力人になります!

  4. yuris22 より:

    marie様

    フリフリのお洋服はもう間に合いませんので(笑)、生まれ変わったら一度着てみようと思っています。
    花柄スカートにデニムジャケットって随分昔に流行った記憶があります。違和感のなさは定番スタイルなのかもしれませんね。

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