一家に一匹ニャンコで暖房

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近くの交番からお巡りさんが巡回にやってきた。披露山住宅で空き巣の被害があったので、外出時には戸締りをきちんとするようお願いに回っているという。

戸締りなら我が家はバッチリだ。ただし空き巣対策よりは逃亡対策。室内飼いの猫が外に出ないよう、3度目の脱走劇に監視の目を強めたからだ。

半月ほど前のこと。与六がいないと思ったら、2階のバスルームの窓が換気のために開いたままだった。テラスに出て、屋根の上や階下を探しても姿がない。「与六~!」と呼びながら、1時間ほど近所を捜索しても見つからない。とにかく外出の予定をキャンセルしなきゃと家に戻り、念のためもう一度テラスに出てみると、「ニャア」と与六が待っていた。これで逃亡は3度目だが、その度に心臓はバクバク胃はキリキリ。何があっても戸締りだけは念を入れようと心に決めたのである。

しかし急激な寒さ到来で、脱走の心配は消え去った。飼い主は暖かい場所にいると知っているようで、与六の居場所は常に私の近く。今もパソコンデスクの足元でホットカーペットを占領して、うっとりとこちらを見つめながらお腹を広げている。足の置き場を失くした私は、防寒対策に厚手のソックスを履いて、爪先立ち姿勢だ。

パソコンデスクの下
これから長い冬がやってくるんだね。原稿書きをしている間じゅう、ごはんとトイレ以外は、きっと足元にいてくれるフワフワモコモコ。暖房グッズが欲しいなら、一家に一匹ニャンコをどうぞ。足を伸ばせば時々引っ掻かれるけれど、目と心の暖房になること間違いなしである。

コメント

  1. MARK AKIYAMA より:

    このサイト、見つけました!
    私のホームページにもネコページありますヨ。

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