危険な自転車が急増した湘南

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文化の日の昨日は、晴れの特異日。雲一つない青空に日差しはポカポカと暖かく、典型的な小春日和だった。

午後から鎌倉プリンスホテルで用事があって車で出かけたのだが、国道134号線は予想以上の大渋滞。途中から裏道に入ろうかと思ったものの、「もう少し・・」が延びていく。逗子から七里ヶ浜まで平日は15分で到着するのが、たらたらと1時間のドライブとなった。

134号線の渋滞1 134号線の渋滞2

しかしスピードダウンしていても気は抜けない。健康志向やエコライフの影響で自転車の数が増え、湘南では晴れた休日ともなると、歩道も車道も自転車だらけになる。しかも交通マナーを知らない危険なサイクリストが目立つのだ。

車道をジグザグに走って車に撥ねられそうになり、慌てて歩道に飛び込み、今度は人を撥ねそうになる若者。
手を繋ぎながら、並列走行しているカップル。
追い抜きごっこに夢中になり、赤信号を無視して飛び出す子供たち。その後ろを親の自転車が、携帯電話で喋りながら付いてくる。

最近の自転車は性能と共にスピードが上がり、事故を起こす確率も高い。中でも自転車と歩行者の接触事故は、10年前に比べると4倍にも増えている。自分が加害者になった時、車と同様の責任が問われることを知らないのか、あまりに無謀かつ無知な運転をする人が多いように思う。

しかもいかにマナーが悪かろうと、彼らは自動車よりは弱者。ハンドルを握る側とすれば、君子あやうきに近寄らずである。クラクションを鳴らせば睨まれるだけなので、細い道では辛抱強く後ろを走り、道幅が広がれば大げさに回りこんで追い越すことにしている。

自動車も自転車も走らせているのは人間であり、何をしでかすか分からない。「よけてくれるだろう」という甘えは通用しないと、自己防衛策を張っている今日この頃である。

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