紅葉のように色づく第二の人生に向けて

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治ったと思った喉の痛みがぶり返して、昨日から声が出ない。熱は大したことなくても、今年の風邪は細くしつこく続くようだ。雨が上がって小春日和の日曜だけれど、外出はあきらめてベランダからの景色を眺めている。

11月20日、のどかな昼下がり。住宅街の向こうに見える山々は少しだけ色づき始めた。

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逗子、鎌倉の紅葉はいつも12月に入ってからで、上の写真と同じ場所から撮った写真も、去年の12月9日だと山がオレンジ色になっている。あと2週間後の楽しみ。

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去年の今を思い起こせば、お酒を飲みすぎて死ぬほど怖い夢を見たことから、意を決して断酒を始めた頃である。忘年会・新年会でアルコールは一滴も口を付けず、自宅でも晩酌禁止、そば茶をガブガブ飲む毎日を修行僧のように続けた。

あれから1年。血圧、コレステロール値、尿酸値は正常範囲だし、BMI 18.6となった適正体重もキープしている。人間関係は、酒つながりでしか縁のない人たちは遠のき、冷静な頭と心で判断して、本当に大事な仲間だけが残った。仕事は新しい分野を開拓して、徐々にシフトしていく環境を整えている最中だ。

逗子に引っ越してきて、そろそろ11年が経とうとしている。しつこく引いている風邪に飽きてきたように、長引きすぎた一人暮らしにも飽きてきたようだ。7歳になる猫以外にもパートナーを作ろうかと、人間の男性にも興味を寄せることを始めた。

枯れる前に、命の炎を燃やすように色づくのが紅葉。私の第二の人生も、また鮮やかに色づくときが来るのかな。年の瀬が近いのに、スタート地点に立ったような新鮮さが、去年とは大いに違うところである。

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